October 2012

2012年
10月6日
(土)
【川端通商店街の博多弁講座】

博多弁の「なおす」とはこういうことです

 10月になりました。 晴れた昼間はまだ半袖でも過ごせますが、朝晩はかなり涼しくなり、特に明け方は肌寒いほど。  編集部の周りにも風邪に似た症状が散見されています。

 福岡で賑やかなところといえば、天神と博多駅が双璧ですが、その中間にあるキャナルシティ博多も若い人を中心に賑わいを見せています。  そのキャナルシティから北方向に伸びる空中回廊の先にある川端通商店街に、いくつかの博多弁を解説する大きな「博多弁番付」が、アーケードから吊されています。  解説は地元の漫画家・長谷川法世さんの画です。

 今日は、その中から「なおす」をご紹介しましょう。 見てのとおりで「そげん散らかさんで、早よなおさんね!」というように使います。 この「なおす」は、 九州一帯では通じるようです。 東京支社時代は、この「なおす」が通用せず、どう言えばいいのか悩んでいる時期がありました(笑)。

 博多弁を勉強するにはモッテコイの材料。 福岡へお越しの際には、川端通商店街にも是非足をお運び下さい。(1)


2012年
10月8日
(月・祝)

体育の日
【天気の特異日・体育の日】
 今日は体育の日。 えっ? 体育の日って、10月10日じゃなかったっけ? そうです、もともとはそうでしたよ。

 体育の日の由来は、アジアで最初のオリンピック東京大会 (1964年) の開会式を、雨が降る確率が低い、特異日の10月10日にしたことです。 先輩の皆さんは、勿論ご存知ですよね!(笑)。  しかし、2000年に俗に言うところの「ハッピーマンデー」制度により、長らく10月10日をキープしてきた体育の日が、10月の第2月曜日になってしまったのですよ。

 この3連休、九州では好天に恵まれ、各地で運動会なども催されてました。 これからシーズンになるマラソン大会も、あちこちであったようで、多くのランナーが楽しんだことでしょう。  これから1月ほどの間が過ごしやすい時期ですね。(2)


2012年
10月14日
(日)
【96歳の折尾駅舎に感謝とサヨナラを】

1916(大正5)年に改築してこの姿になったJR折尾駅舎(北九州市八幡西区)


(左)硬券×5枚のありがとう折尾駅舎記念きっぷ (右)JR折尾駅舎内の建物財産標

 今日10月14日は、鉄道記念日。 1872(明治5)年の今日(太陽暦)、日本で最初の鉄道が新橋〜横浜間を走ったことを記念するものです。 各地で鉄道に関する数々のイベントが開催されたことと思います。

 この週末、北九州市八幡西区にあるJR折尾駅では、駅周辺の再開発により現在の駅舎が取り壊されることになったため、これまで96年間地元を見守ってきた駅舎への感謝のイベントが開催されました。
 

JR折尾駅舎に感謝の思いを込めて...

 この駅は日本最初の立体交差の駅で、東京の秋葉原駅や下北沢駅のような感じなのですが、駅の構内は迷路のようになっており、建設当時の赤煉瓦がレトロなムードを醸し出しています。

 実は編集長が若い頃に殆ど毎日のように行き来した場所で、「あの頃」の甘く酸っぱい想い出がたくさん詰まった駅なのです。 この報を聞いて、編集長は昨日からすっ飛んで行ってました。  イベントでは、地元の由緒ある高校の吹奏楽部が、感謝の思いを込めて素晴らしい演奏を披露したとのことで、他にも流行のゆるキャラや、語呂合わせもあったのでしょうけど、沖縄の ORION BEER の露店も出ていたそうです。

 駅周辺の再開発と連続立体交差事業により、2020年までに駅舎を含め、新たな駅が完成予定とのこと。 先輩方の技術の粋が、またひとつ姿を消すことになり、残念です。 チョッとセンチメンタルな週末でした。(3)


2012年
10月20日
(土)
【芸道35年記念 神田紅独演会】
 17日(水)に一雨降りましたが、ここのところは、清々しい天気の日が続いている福岡です。 日の出の時刻も夏に較べると、随分遅くなりました。
 

今年で芸道35年を迎える神田紅さん

 今日は、福岡で神田紅さんの芸道35周年の独演会が開催されたので、見に行ってきました。

 神田紅さんは、地元福岡の出身。 経歴を拝見すると、編集部の近くにお住まいの時期もあったようです。 俳優を志して東京に出られた後に講談と出逢い、今や日本を代表する講談師になられました。

 さて会場に行くと、開場を前に既に多くのお客さんが今や遅しと並んでいます。 全般的にお客さんの年齢層は、少々先輩の方々が多かったようです。 会場に入ると殆ど席は埋まっており、入りは上々でした。

 ステージでは、まず最初にお客さんと一緒に講談を体験した後で、福岡の20名ほどの塾生の皆さんによるリレー形式の講談がありました。 その後は4人の門弟の皆さんが、師匠である紅さんの芸道35周年を祝う口上を夾んで、紅さんは古典とオリジナルを織り交ぜた素晴らしい講談を披露されました。

 東京では何度か落語を聞きに行ってましたが、同じ伝統芸能の講談を聞いたのは今回が初めてでした。 また一つ新しい文化に触れる機会を得て、少しばかり気持ちが豊かになった感じです。(4)


2012年
10月21日
(日)
【スマホサイズのポータブルHDD】
 この週末も各地でいろいろなイベントで賑わったようですね。 北九州市小倉北区ではB1グランプリが開催され、昨日で22万人が来場したとのこと。 秋はイベントにはいい季節です。
 

この大きさで500GBのポータブルHDD

 さて当編集部では、デジタルカメラの撮影画像やFMラジオのエアチェック音源など、日々増え続けるデジタルデータの格納に苦戦してきました。  現状、一昔前の 300GB+320GB のハードディスク (HDD) に記録してきたのですが、バックアップも含めて HDD 環境を拡張することにし、このほど 500GB のポータブル HDD を導入しました。

 いやぁ、最近のポータブル HDD は小さいですねぇ。 チョッとズン胴のスマートフォンくらいのサイズで 500GB の容量です。 このところ、 データの整理とこれまでの HDD からの移動やバックアップなどを粛々とやっているところです。

 画像はありませんが、昨年同様 今年も編集部「大ホール」のピアノが、先週無事に調律を終えております(備忘)。(5)