June 2015

2015年
6月14日
(日)
【鬱陶しい時期】
この季節は紫陽花ですね
 6月2日に福岡管区気象台から「九州北部が梅雨入りしたと見られる」宣言が出ました。 連日シトシトした雨が続いているわけではありませんが、このところ「グズグズ」した天気の日が多くなっています。

 この時期の花は、何と言っても紫陽花(あじさい)。 今の時期の咲きはじめがいいですよね。 今日、梅雨の合間の散歩をしてたら、道路沿いに咲いているのを見つけました。

 編集部の広大な庭園(笑)にも紫陽花はあるのですが、今年はうまく花が付かずに大人しくしています。 九州h区部ではこれから7月上旬にかけて、雨が多い日が続きます。 気が早いかもしれませんが、夏バテしないよう、気をつけて頑張りましょう!(1)


2015年
6月21日
(日)
【通勤路の青い葡萄】
毎年この時期に見られる葡萄の実
 九州南部は結構な雨が降っているようで、月間雨量が 1000mm を超えたところもあるようです。  鹿児島県〜宮崎県西部はシラス台地のところが多いのですが、被害が出ないことを祈るばかりです。

 ここ数年は通勤で少し「向こう」のバス停まで歩きますが、その途中に葡萄が生っているところがあります。  昨年の 6月15日の日記 で紹介したところで、今年も見事に綺麗な実がつきました。

 この実を見て、次は何を考えるか... ですが、まぁ美味いワインにでもなればいいかな?と思うのは、呑兵衛のエゲツない考えなのでしょうね(笑)。(2)


2015年
6月28日
(日)
【「山本作兵衛の世界」展】
山本作兵衛の世界@福岡市博物館

 今日の福岡は梅雨の晴れ間。 久し振りに歴史と芸術の勉強にと、福岡市博物館に「山本作兵衛の世界」展を見に行きました。

 山本作兵衛 (1892-1984) は、福岡県の筑豊(今の飯塚市)の出身で、各地の炭鉱で働く傍ら、炭鉱やその周辺の様子の記録を絵で残した方です。  彼の絵は非常に素朴ですが、綿密に記録された膨大な数の記録画は、2011年にユネスコ記憶遺産に認定されました。  今回、福岡市美術館で、その一部が展示されているものです。

 作兵衛が残したものは、明治〜昭和中期の石炭鉱山(炭鉱)の様々な様子を記録したもので、部分的には「懐かしい」ものもいくつかありました。  しかし、その作の殆どが昭和30〜40年代に描かれましたが、当時は現在のように保存を考慮した中性紙などは無く、市販の洋紙が使われています。  ユネスコ記憶遺産に認定されたことから、永く保存することが求められ、当時使われた紙やインクを如何に将来に残すかが、一つの課題になっているとのことです。

 もはや石炭は、我々の身の周りからすっかり姿を消しましたが、日本の近代〜現代の繁栄を築いた石炭生産の苦労の歴史を知る意味でも、一見の価値はありますよ。(3)