February 2016

2016年
2月7日
(日)
【ワイドFM試験放送開始】
 立春も過ぎ、向こう1週間は「春節」。 中国方面から多くの観光客が来日することが期待されます。 長崎ではランタンフェスティバルも開催されてますね。

 2011年の7月にテレビ放送がアナログからデジタルに移行 して4年半(岩手、宮城、福島では2012年3月に移行)。  空いていた場所のうち、90〜95MHz の周波数帯に中波放送局の補完的役割を担うFM補完中継局が順次設置されていっています。  これは、これまでの中波放送では電波が届き難かったエリアに、アナログTVが移行した後に空いた周波数帯で放送を流して、難聴取エリアを補完しようというもので、2014年12月から富山県の北日本放送 (KNB) と、愛媛県の南海放送 (RNB) で日本初の本放送が始まりました。  九州では、2015年1月から本放送を始めた鹿児島県の南日本放送 (MBC) でのサービスが最初です。

 福岡のRKB毎日放送とKBC九州朝日放送でも、放送準備が整ったようで、最近、試験放送が始まりました。 各局のサイトで調べると、中継局の送信地と周波数、送信出力は以下のとおりです。

【福岡のFM補完中継局一覧(上段:周波数、下段:送信出力)】
放送局名福岡局
(九千部山)
北九州局
(皿倉山)
糸島局
(可也山)
行橋局
(大坂山)
KBC九州朝日放送90.2MHz
1kW
94.0MHz
250W
93.0MHz
100W
92.7MHz
30W
RKB毎日放送91.0MHz
1kW
91.5MHz
250W
94.6MHz
100W
94.8MHz
30W

 編集部でも、取材用のFMラジオ受信機をこれらの周波数に合わせてFM補完中継局を受信してみたところ、上の表の赤字の局がノイズ混じりながら、綺麗に受信できました。  両局とも、既存の中波放送(KBC:1413kHz、RKB:1278kHz)は問題なく受信できるので、補完放送局を積極的に受信する必要はないのですが、万一に備えてラジオ受信機のメモリに登録しておきました。

(左)KBCの試験放送@90.2MHz (右)RKBの試験放送@91.0MHz

 福岡局は簡単に受信できるだろうと予想してましたが、両局とも糸島局が受信できたことには驚きでした。 今やラジオはネット経由でも聞くことができますが、万一の時の情報収集手段は一つでも多くの選択肢を確保しておくに越したことはないでしょう。  これらの局の本放送開始が待たれます。(1)


2016年
2月13日
(土)
【春趣白梅】
某梅園で見頃の白梅

 今日は全国的に暖かい一日だったようですね。 福岡では最高気温が 20.6℃ (19:11) まで上がり、先月24日の大雪がウソのようです。  でも週が明けると、また気温が一気に下がる予報が出ています。 春に向け、三寒四温を経て暖かくなっていきますね。

 この冬は暖冬だと言われ、太宰府天満宮の飛梅も1月9日に開花したと報道されましたが、その後は例年以上の寒さに見舞われ、周辺の梅の花も大人しくしてたようで、最近になって漸く開き出したようです。  編集部所縁の某広大な梅園(笑)では、まさに今が白梅の見頃で、写真のような梅が沢山咲いていました。 同じ場所にある紅梅は、まだ咲いてませんでした。

 四国では「春一番」も観測されたそうですね。 毎年のことではありますが、少しずつ春に向かうこの時期の季節の移ろいを味わいましょう。(2)


2016年
2月28日
(日)
【春来黄菜】
菜の花も咲き出しました

 オリンピックがある年は閏(うるう)年。 今年は2月が1日多く、明日29日までありますね。

 この週末は久し振りに「遠出」して、あちこちウロチョロしていました。 で、見つけた菜の花。 山村簿鳥の「いちめんのなのはな」ほどではありませんが、畑の隅の方に群生していました。

 周りに土筆を探してみましたが、見つからず。 週明けにはまた気温が下がるようですが、3月になると少しずつ暖かくなるでしょう。

 世間では入学試験シーズンですが、その後は卒業式、そしてフレッシャーズの季節が巡ってきますね。(3)