December 2003

2003年12月3日(水)

バンコクの東北東480kmほどの
シーコラプーム遺跡のレリーフ(10世紀頃)

 12月,バンコクもかなり過ごし易くなりましたよ。 ここ数日の朝の最低気温は室内で摂氏25度ほど,恐らく外は20度近くまで下がっているでしょう。  11月には,タイ北部のチェンマイでは摂氏5度まで下がった日もあったとか。 摂氏25度といっても,雨季が終わって乾燥してるので,結構過ごし易いもの〜というより, タイの気候に慣れてしまった今ではもう「寒い」感じ〜です。

 このところ,パソコンやインターネット回線の不調で泣かされており,ページの更新もままならない状態です。 まぁ,モトからこまめにやってなかったので, 大勢に影響はありませんかね(笑)。


2003年12月4日(木)


タイの地平線に沈んでいく夕陽

 いやぁ,いよいよこのページの作者も,心を入れ替えて名目どおり毎日日記を書くようになったんだなぁ... というこたぁありません。  今日は別に日記を書くつもりはなかったのですが,トップページのカウンタを見ると,もう 3000 ヒットに手が届くところまで来ちゃってるじゃぁあ〜りませんかぁ。

 さぁ,どうしましょう? タイでは明日は国王誕生日で祝日です。 で,その後は土日でしょ〜,実は明日から3日間,また出かけるんですよ。 どこにって? それは帰ってきてからのオタノシミ。  ということは,3日間ページのメンテはできないってことですから,万一この3日間に 3000 ヒットを超えると,そりゃぁ大変なことになる〜何がどう大変なのか, 自分でも解りかねますが...〜って訳です。

 ということで,この3日間で 3000 ヒットを超えた場合は,是非ともお知らせ下さい。


2003年12月11日(木)


ラオスでしか見られないといわれる「雨乞い仏」

 どうやら,7日(日)までには 3000 ヒットいかなかったようですね。 大変なことにならなくて良かったぁ...。 恐らく 10日(水)頃に到達しそうな気配です。

 さて,先週末はラオスのルアンパバン(英語表記では Luang Prabang と書くのですが,実際 "r" は殆ど発音されないので,「ルアンパバン」と聞こえます)という古都に行ってきました。 ここはラオス北部に位置し,ラオス王国時代に都となった地です。 現在のタイ北部やミャンマー,そして中国とも近いことから,歴史を紐解いてもこれらの地域との争いや繋がりが記録されており, また風俗や宗教にも多くの共通点が見いだせます。

 ここは内陸の山間の街で,「内陸性気候」のこの地では朝の最低気温は10度近くまで下がり,久しぶりに「寒〜い」感覚を味わいましたよ。 タイ同様,この時期はもう乾季に入っており, 舗装されている道路が少ないせいもあって,かなり埃っぽい感じでした。

 ラオスは概して山が多い国で,潅漑や水道などが簡単に整備できる環境ではありません。 従ってこの国では乾季の半ばを過ぎると,雨季の雨が待ち遠しいようで,写真の「雨乞い仏」は, 仏教文化圏広しといえども,ここラオスでしかお目にかかれないそうです。 なんだか自然の無欲の雰囲気が出てて,素朴な感じです。 待望の雨が降ると,人々はこういう姿で喜びの雨に打たれるのでしょうね。  久しぶりに心洗われたルアンパバンの旅でした。



 と,本当はこの日記は8日(月)にアップしたかったのですが,自宅のインターネット回線の不調により,今日まで待たされてしまいました。 もちろんその間インターネットも見られなかったので, カウンタもチェックできず...。 3000 ヒットを記録したのは9日(火)で,某常連さんから証拠画像とともにメイルを戴きました。 何も賞品はありませんけど,ありがとうございました。  9月の 2000 ヒットから苦節88日,皆様のご愛読を感謝します。 さ〜て,次は 4000 ヒットに向けて,精進して参ります〜ホントか?おい!〜ので, 今後とも変わらぬご愛顧のほど,お願いいたします。

2003年12月14日(日)


山間に佇むルアンパバンの街並み

 このところ「涼しい」日が続いています。 まぁ,日中の陽光の下では流石に涼しくはありませんが,朝夕は心地よい北風が入り,日によっては肌寒いほど。  もう2年以上もこちらに住み着いていると,体はタイ化(頭は退化?)しているようです。 日本の冬に耐えられるかなぁ?

 この時期,地球上の多くの地域向けにはクリスマスカード〜イスラム教徒も交換するのかどうかは知らないが〜が,日本向けには年賀状が出現します。 我が家にも12月の訪れと共に, 今年はスウェーデンのお友達からクリスマスカードの第1号が届きました。 こちらからも,今までお世話になった各国の皆さんへのカードを書き終えて,先週発送したところです。

 と,次に待っているのは年賀状。 お年玉年賀はがきを買っても,こちらじゃ使えない(日本の切手はタイじゃ使えません!)ので,葉書代わりにそれなりの「カード」を作って発送です。  日本で年賀状の受付が始まる12月15日以降,日本の郵便局に届くように発送すれば「理論的」には元日配達の筈です。 もちろん宛先の面には「年賀」を朱書しています。  去年も一昨年もそうしました...。 が,一部の方から「お〜い,年が明ける前に届いたぞぉ!」とのご連絡。 どうしてぇ?  いくら海外からの航空便といっても,宛先も日本語で書いているし,ちゃんと「年賀」と朱書しているじゃぁありませんか! 郵政省→総務省さん,シッカリして下さいよぉ!  今年はもう郵政公社になっているので,そんなミステイクなんて絶対無いですよね!

 と,来年こそは年賀状が元日に届くことを祈って,年賀状を準備している今日この頃です。


2003年12月15日(月)


王宮前広場に出現したトイレバス
 昨日,メインのページに「不思議バス捜索」をあげたところ,さっそく『日本でもこんなのありますよ〜。』というご指摘を戴きました。  嬉しいですねぇ,ちゃんと読んでらっしゃる方がいらっしゃるんですよ。

 で,「トイレカー」のキーワードでサイトを探してみたら... ありました,ありました。 ざっと見ただけで自衛隊,警視庁,栃木県などが保有していますが,これらは非常対応用のようです。 また,レンタル会社のサイトでも発見しましたが,工事現場などで一時的に使用するものとして準備しているようで,どちらもバンコクのように恒常的に使うものではないようです。

 ウチのヨメハン曰く「日頃から使いこなしてないと,イザ!という時に使えなくて,宝の持ち腐れになるんじゃないの?」 そうですねぇ。 既にあるのかもしれませんが, バンコクを見倣ってこのようなトイレバスを導入し,日頃から貸し出すような自治体や会社だったら,「イザ」という時も慌てることなく準備できることでしょう。

 いやはや,今回は迅速なご指摘に切に感謝する次第であります。


2003年12月22日(月) 冬至


バンコクにあるタイ国立博物館
 前回の日記から1週間経ちました。 9日にカウンタが 3000 を超えたのですが,その後2週間で 180 も増えている,何だか先が怖いなぁ... とふと思うこの頃です。

 先週末はせっせと年賀状を書き,大部分は今日発送しました。 14日の日記にも書きましたが,無事に元日あるいは年明けに届くことを祈ってます。  ちなみに,今日早速友人の一人からエアメールで年賀状が届いてました。 恐らく日本向けの年賀状と一緒に出したのでしょう,有難うございました。 一足早い新年のご挨拶に,年の瀬を実感しますねぇ。

 今日は冬至,この時期バンコクでは明るくなるのが朝6時過ぎ,夕方も6時頃には暗くなります。 我が家でも今日の夕食には南瓜が並びました... う〜ん,日本人してるぅ! でも,シャワーの毎日なので,流石に湯船に柚子は浮きませんでしたけど。  さ〜て,今年はあと何回書き込めるかな?


2003年12月27日(土)


タイで広く使われているひまわり油
 日本では,今日から年末年始の休みに入る方が多いことと思います。 今年は暦の巡りが良いようで,中には9連休という方もいらっしゃるのでは?  どうやら年末年始にこのように長い休みを取るのは,私が知る限り日本だけのようで,アメリカにいた時も公式な休みは 12月31日と1月1日だけでした。

 タイも例外ではなく,今年の休みは 12月31日と1月1日の予定だったのですが,政府の粋な計らい(?)により,12月31日は「営業」,その代わり1月2日を休みにして, 公式には5連休となりました。 タイ政府は昨年も 12月30日を臨時に公式な休日にして,5連休を国民に提供しました。 昨年も今年もコレが決まったのは 11月下旬。  概していろんな物事が決まることが早くないアジアの国にしては,即決ですねぇ(笑)。 某東方の島国も見習うところがあるのでは?

 10月の APEC の期間中も,10月15日の日記のとおり,渋滞緩和が目的で公務員と学校は休みになり,また商業施設でのバーゲンセールは実質禁止になりました。  決定の早さは「審議内容」によるものなのでしょうか?

 今年は滞在2年目となりタイの国にも慣れたことから,日本に戻っては行けないところを重点的に行ってみました。 1月はアンコールワット,ジャカルタ(コレは仕事でしたが)とヤンゴン, 2月はカンチャンナブリの西端,ミャンマー国境のスリーパゴダパス,4月のソンクランは SARS禍でおとなしくバンコクにいましたが,5月は近場の潮干狩りから活動「再開」, 7月は東のカオプラビハン,ウボンラチャタニーとラオス国境,8月は4月に SARS で行けなかった待望の西安・洛陽,10月はフラッとカンボディアへ,11月はタイ中部東方のスリンとピマーイ, そして12月はラオスのルアンパバン。 幸いに子供達が退屈せず,歴史や文化に興味を持ってくれたので,出費はそれなりでしたが子供達(自分達も含めて)への投資だったかなと思っています。  でも悲しいかな,このどれ一つとっても「特別リポート」にあがってないんですよ,トホホ。 これらの旅行記は「老後の楽しみ」に取っておきましょうか?


2003年12月30日(火)

 今年の紅白歌合戦,大トリはスマップだとか。 時代も変わったなぁ... と思うのは年をとった証拠か? さて,今年も一年「おもしろくない タイ日記」が続いてしまいました。 少しは皆さんの暇つぶしにでもなっているのかなぁ? 毎年恒例(といっても,去年初めて発表しただけですが)の「執筆」回数報告, 今年は今日も含めて以下のとおりです。

2003年の月別日記掲載回数
1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月合計
59

 前半のコンスタントな書き込みと,後半の追い上げ(何をどう追い上げたのか?)により,今年は1回/週以上のペース,昨年比+12回の 59回の書き込みを記録しました。 凄いっすねぇ,我ながら感心しております(笑)。  これもひとえに皆様のご愛顧のおかげと感謝します。 今年も1年,本ページをご高覧戴きありがとうございました。 限られた時間になるでしょうけど(来年は恐らく日本に帰ることになるでしょう), アクセスカウンタの着実な増加を励みに,来年も飽きない程度の話題を提供していきますので,変わらぬご愛顧をお願いします。

 今日は今年最後のページ更新,水上交通を楽しむ〜センセーブ運河 水上バス編〜をアップしました。

 この年末も我が家は日本には帰りませんが,明日からまた2〜3日出かけます。 2004年の初日の出はどこで見るのか? 年が明けてからのオタノシミ! それでは,佳き新春をお迎え下さい。