February 2002

2002年2月3日(日)

あちこちに掲揚されているタイ国旗
 2月になりました。 日本は最も寒い季節ですねぇ。 こちらタイでも,朝晩はまだ涼しい日が続いています。

 今日は日頃使っているプリンタ (C社 S600) のインクを買いに行きました。 混んでなければ車で20分ほどの IT mall というところで, パソコンや携帯電話関係の小さな店がギッシリ入っているショッピングセンター(東京の秋葉原みたいな感じ)です。  純正のインクを買おうとしたら,奨められたのは補充用のインクセット。 日本でもありますよね。 まぁモノは試しと買ってみました。 さて,うまくいくかな?

 ところで,スキャナを入手しようと,C社の D2400UF を探しています。 今日も IT mall で探しましたが,こちらではまだ出回ってないようです。  日本での評判はどうでしょうか? バンコクでは,IT 関係は「パンティップ・プラザ」というメジャーな店がありますので, 次回はここに行って探してみようかな。

 まぁ,バンコクもどっかと一緒でコピー天国。 見たことあるようなソフトが,あちこちでゴマンと売られています。 売値は概ね 100〜200バーツくらい。  中には音楽CDやアヤシイVCDもあるらしい。 ただ,これらは全て違法なので,時には店が手入れを受けたり,売られてなかったりすることもあるようですが, まぁこれだけ「堂々と」売られてたら,それなりに顧客も付くものでしょう。

 来週はドイツ行きなので,明日からちょっと頑張って仕事を片付けなきゃ行けません。 次はドイツから帰ってきてかな? 今日はバンコクの水事情についてのページをアップしました。


2002年2月20日(木)

 ドイツから無事に(?)生還しました。 ドイツの重電メーカーで機器の動作試験を実際に見てきたものです。 遊びに行ったんじゃありませんヨ。 まぁ,そうは言ってもせっかく行ったのですから,時間を見繕ってドイツと隣のオランダをちょっとばかり巡ってきました。 久しぶりのヨーロッパ, 「混沌」としたここ,バンコクからの脱却はいいリフレッシュになりました。

ケルンの鉄道駅前の大聖堂(世界遺産)
 この時期のヨーロッパ,寒さはどんなものだろうかと,日本からはたいして持ってこなかった冬物をかき集めて衣類を持って行ったのですが, いやぁ,思ったほど寒くなくて良かった。 お陰で持って行った衣類の半分は単なる「運搬物」となり,そのまま持って帰って来るハメになっちゃいました。 寒い思いをするよりはよかったかな。 最低気温7〜8C,最高気温は15Cほど,向こうの人に言わせると「もう春の陽気」とのこと。

 ただ,バンコクでは一緒に仕事をしている人や,家族と日本語で話すのですが,ドイツでは日本語喋る相手が誰もいなかったので,ずーっと英語と, カタコトのドイツ語,それに一緒に工場に行ったタイの人たちとのタイ語(もちろん,これもカタコト)と,事実上「日本語不可」+3か国親善麻雀(??!!)の状況が暫く続いたのはちょっと辛かったかな。 日本語で言いたいことを何でも(微妙な表現や細かい事柄など)言えることは,ある意味『幸せなんだなぁ』と実感しました。

 写真は,ドイツ北西部のケルンの大聖堂です。 高さは157m,鉄道の駅の真ん前にあり,乗り換えの短い時間で撮影しました。 今回は時間がなかったので, ケルンの街は見てませんが,行く機会があればユックリ回ってみたいなぁ。 ドイツ,オランダの道中は,そのうち(いつになるか?)どこかのページでご紹介します。 なんか,だんだん「タイ」紹介のページから離れていっている感じ...。 ま,堅いことは考えずに「マイペンライ」(気にしない)でいきましょう。


2002年2月26日(火)

 ふと目が覚めると,こちらの時間で朝の3:30。 今日,26日はタイでは祝日で休みなので,ノコノコ 起きてきました。 外が騒がしい。 ザーーーーーーッという音がしてる。 ン? ベランダに出ると,おぉ!雨じゃあ! 雨という雨は,昨年の11月上旬に雨季が終わって以来,マトモに降ってないので,実に4か月ぶりの雨となります。 今夜(今朝?)の雨は,弱い雷も伴っており, 結構気合い入って降ってくれてますよ。 まるで雨季のスコールみたい。
晴れの日(左)と雨の日(右)の景色
 上の写真は,昨年10月のスコールに時期に撮影したのですが,こちらの雨は降り方が違います。 いつもは見える遠くのビルも,山に登った時のように見えなくなるほど,とにかく「凄い」の一言です。 日本で言えば, 時間降雨量100mmを超えるような雨が平気で降るのです。 とはいえ,日本の梅雨のように1日中シトシトと降っているわけではなく, 降る時間は概ね1〜2時間程度。 バンコク市内の水捌けは,以前に較べると良くなったと言われていますが, それでも酷い時は,そこら中の道路が見る見るうちに冠水します。 今日もこの雨で冠水してるんだろうなぁ...。

 それから,雷が凄い。 日が落ちて外を眺めていると,雷雲が遠くにある時は,空一面がフラッシュを焚いたように 白く光ります。 それはそれは「本体」が見えず,音と空が白むのだけの花火大会のようですなぁ。 そのうち, 雷雲が真上に来ると,雷さんが挙って写真を撮ってるようになります。 日本では考えられないほどの至近距離で, 稲妻が閃光を発したかと感ずるや否や,怒濤のような雷鳴が轟くのです! ドドドーン,ドッカーーン! モデル志望の「ア・ナ・タ」には,いい修行になるかも。

 1時間経っても雨はまだ降ってます。 少し小振りになったかな。 タイの雨季は5月頃から10月頃までですが,これから雨季が始まる5月上旬に向けてが1年で最も暑い時期となり, 4月には最高気温が40Cを超えることも珍しくありません。 今日の雨は,乾いて埃っぽかったバンコクの空気を少しばかり落ち着かせてくれるものになりそうです。