Antenna for Digital TV - Appendix | ||||
地上デジタルTVアンテナ 製作&設置奮戦リポート 〜番外編〜 | ||||
2011年5月 おもしろタイリポート編集部・テレビ受信グループ | ||||
【事前調査】
ネットで地デジのチャンネルが判れば、そのチャンネルで送信されているテレビの周波数は、概ね
*周波数 f [MHz] = (6×地デジのチャンネル)+395
となります。 本当は各チャンネル毎に、小数点以下が何桁か付くのですが、実際にアンテナを作る上では殆ど影響ないので無視します。
次に、テレビが実際に放送されている周波数から、アンテナの長さに関係する波長[cm]を算出します。 波長を求めるには、次のように計算します。
*波 長λ[cm] = 30000÷周波数[MHz]
皆さんのところで受信できる各放送局の送信チャンネルを調べて、それぞれの放送局の電波の周波数[MHz] と波長 [cm] を調べて下さい。 一覧表にすると判りやすいでしょう。
【アンテナの設計】
アンテナの設計方法は、その目的によっていろいろありますが、ここでは
(1)手軽に製作できること
を目的に、今回製作したアンテナと同じ設計で、比較的広い周波数の電波の受信性能が高い6エレメントOWA(Optimized Wideband Array)アンテナを設計してみます。 寸法は下の図のとおりで、「λ」に今求めた設計波長:λoの数値[cm] を入れて計算すれば、アンテナの寸法を求めることができます。
アンテナ設計にあたっては、この「J」の間隔も厳密に計算して求めるべきところですが、前述の設計波長:λo[cm]が数cm違ったところで、数mm 程度しか変わらないので、「J」の間隔は一律 1.0cm にしました。 ここは厳密に作らなくても、アンテナの性能が飛躍的に低下することはありません。
一番後(右)側にある一番長いサカナの骨は「Ref」と書いていますが、これは Reflector:反射エレメントで、前から来る電波をすぐ前の Rad に反射させる役割のものです。
Rad より前(左)側にある Dir-1〜Dir-4 は、Director:導波エレメントで、前から来る電波を Rad に効率よく伝える役割のものです。 上の図では、この Dir は4本ですが、アンテナの性能をアップさせたい場合は、Dir-4 と同じ長さ(0.41λ)のエレメントを、Dir-3〜Dir-4 と同じ間隔(0.24λ)で、Dir-4 よりも前(左)の方に並べるといいでしょう。
その場合、アンテナ全体の長さが長くなるので、骨を支える「脊椎」の役割(「ブーム」と呼びます)の材料を長くする必要があります。
【アンテナの材料】
以上、おもしろタイリポート編集部・テレビ受信グループの不粋を結集(笑)して、一般的な地デジアンテナの設計方法について書いてみました。 某かのお役に立てば幸いです。(2011年5月記)
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