Europe Report 4.1

さようならヨーロッパ
 アーンネムでのあっという間の3日間も終わり,いよいよアーンネムを,そしてヨーロッパを離れる日がやって来ました。  バンコクまでの飛行機はドイツのフランクフルト発です。


アムステルダム行きの電車

  帰りのルートはチョイと悩みましたが,アーンネムに来る時と同じルートではつまらないので, 西進してアムステルダムに行き,フランクフルトまで空路を使うことにしました。 列車で戻ると4時間ほどかかりますが, このルートだとアムステルダムの空港での待ち時間を含めても3時間弱だったので,時間の節約にもなりました。

 荷物をまとめてホテルをチェックアウト,オランダ国鉄の駅に向かい,アムステルダムのスキポール(Schiphol:オランダ語では「シュイポー」のように言っていた)空港までのダイヤを調べます。  スキポール空港もフランクフルトと同様ヨーロッパを代表する国際空港(こちらはオランダのフラッグ・キャリア,KLMの拠点)で,鉄道が空港に直接乗り入れており,途中で1度乗り換える必要がありますが,アクセス至便。  


スキポール空港地下駅

 アーンネム駅のホームで列車を待ってると,オランダ国鉄のコーポレートカラーの黄色を基調とした車体のアムステルダム行きが入ってきました。 ちょっとヲタクですが,JRの485系200(貫通)型の親戚のような風情。  こんな格好をしてますが,特急電車でなく,各駅停車の普通列車です。

 途中の乗り換えも含めて1時間余り,オランダの風景を楽しみながらスキポール空港へ向かいます。 写真も何枚か撮りたかったのですが,実はデジカメのメモリーが残り少なかったので,この区間は殆ど撮影せず。  覚えているのは,車窓の風景で建物が殆ど途切れなかったこと。 これはオランダが日本並みの人口密度(374人/平方キロ:1996)であることを考えれば,納得できます。 あとは,アムステルダムに近づくに連れて,高層ビルが少しずつ増える感じ〜まぁ, 大都市と高層建築の相関は,どこの国でもあまり変わりませんが〜でした。


19:20発のLH4431でFrankfurtへ

 そうこうしているうちに,列車は地下に潜って,スキポール空港の地下駅ホームへと到着。 この空港は,1995年に世界一周をした時にヨーロッパのハブとして使って(この時はトランジット:乗り換えのみでオランダには入国せず)以来, 7年ぶりの「訪問」であります。

 早速コンコースへ行き,フランクフルト行きのルフトハンザを探します。 19:20発のLH4431はターミナル1の8番ホーム,いや,8番カウンターで受付との表示。  案内に従って特に困ることもなく,無事にチェックインを済ませることができました。

 2月のヨーロッパは,午後7時ともなると辺りは真っ暗です。 さようなら,ヨーロッパ。 ほぼ定刻にアムステルダムを発ったLH4431の「機上の人」は(このあと,フランクフルトで乗り換えるのですが,写真も無いので,そこはもう『カット』ね!)無事にバンコクへの帰途につきました。  さて,次回の戦跡訪問はいつになるでしょ〜かねぇ?

ヨーロッパの夜景にさようなら


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