Report 50b
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スワンナプーン国際空港開港記念
懐かしのドンムアン
〜その3〜 |
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懐かしのドンムアン,公開できる映像がもう少しありますので,このページでご紹介します。 今暫くおつきあい下さい。 |
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【第2ターミナルのレリーフ】
第2ターミナルの出発ロビー北側,10番カウンター付近の東面の壁に飾られていたナーガ(ヒンズー教の蛇神)のレリーフ。 2003年10月の APEC バンコク会議の時のシンボルマークにもなった。
このナーガは王室御座船の船首に模されているもの。(2003年12月ラオス・ルアンパバンへ出発前に撮影)
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【到着ロビー】 |
(左)第1ターミナルの到着ロビー。 概ねいつの時間も混雑してた印象がある。 日本からの到着便のうち,JAL はこちらのターミナルであった。
(右)第2ターミナルの到着ロビー。 こちらは時間帯によってはこの映像のように閑散としてた。 第1ターミナルと離れているので,どちらのターミナルに到着するのか知っておかないと,迎えの人と会えない。
(2002年10月撮影) |
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【APEC 2003 歓迎】
APEC バンコク会議直前の到着ロビー。 この当時は,2006年9月のクーデターで事実上失脚したタクシン氏が首相時代の絶頂期で,歓迎ムードは驚異的なモノであった。
(2003年10月 カンボディア・プノンペンから到着時に撮影) |
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【空港内の緑】
第1ターミナルと第2ターミナルを地上の結ぶ通路から外を見たら,この建物があった。 何かのクラブかラウンジだろうか? 旅行者の心を和ませる空港内の数少ない緑であった。
(2002年12月 カンボディア・アンコールワットへ出発前に撮影) |
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【第1ターミナルの地下駐車場】
第1ターミナルの地下にあった駐車場。 ここはいつも「渋滞」しており,駐車場に入るにも,駐車場から出るにも時間がかかった。 このフロアにはコンビニがあり,
空港では概して足下を見られがちなチョットした忘れ物や飲食物が適価で入手できるスポットでもあった。 ドンムアン空港にはこの他に,第2ターミナルの南側に立体駐車場があった。(2002年10月撮影) |
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【空港内の穴場】 |
第2ターミナルの出発ロビーフロアから南方向,国内線ターミナルの方向へ歩くとコンビニとフードコートがある。 一般的に空港での飲食は安くないが,ドンムアン空港では,
このフードコートが穴場。 ここでの食事は一般の市場価格(20〜30バーツ)程度だったので,空港で勤務する人達も大勢利用していた。(2004年5月 タイ・スコータイへ出発前に撮影) |
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【国内線ターミナルへの空中通路】 |
第2ターミナルから南の国内線ターミナルまでは,長さ480m,ガラス張りの「空中通路」が繋がっていた。 外から見ると,パリのシャルル・ド・ゴール空港の一部のよう。
国際線からは距離が距離だけに,シャトルバスを利用する人が多かったのでは?(2004年5月 タイ・スコータイへ出発前に撮影) |
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【国内線ターミナル】 |
バンコク滞在中は,タイ国内へ何度かここから旅立った。 映像にはないが,タイらしさの一つとして MONK(僧侶)用の待合席が準備されていた。
このターミナル3階のタイレストラン Silom Village は日本の知人が来タイした折,乗り換えの時間をここで過ごし,美味しいタイ料理と共にビールをタップリ飲んだ想い出がある。(2004年5月 タイ・スコータイへ出発前に撮影) |
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ドンムアン空港とバンコク都中心部を 100バーツで結んでいたエアポートバス (国内線ターミナルで 2003年10月撮影) |
如何でしたか? ドンムアン空港を利用したことがある方は,懐かしくご覧戴けたのではないでしょうか。
国際線第1ターミナルから道路を挟んで直結していた Amari Airport Hotel は,料金が安くないと「評判」でしたね。 同じ方向には,バンコク中心部のフアランポーン駅まで5バーツで行けるドンムアンの鉄道駅もありました。
しかし,バンコク向けの列車はその多くが遠隔の都市が始発で,殆ど時間通りに運行されてなかったことから,鉄道のアクセスは悪かったですね。
この他には,第1ターミナルの最上階には滑走路側がガラス張りのスペースがあり,ここからは 21R/03L の滑走路(2本のうちの西側の滑走路)を使って離着陸する飛行機の様子や,
空港の主に北半分に駐機する機影を楽しむことができました。 スペース内部には,扉を閉め切った大きな部屋があり,かつてレストランだったような雰囲気でした。
スワンナプーン国際空港に機能が移った後のドンムアン空港がどのようになるのか,現時点で編集部では確固たる情報は持ち合わせていませんが,少なくとも空軍が使うことは間違いないでしょう。
更に政府関係者が利用する便やチャーター便の離発着に使うことも考えられているようです。 90年以上に亘ってタイの玄関口として機能してきたドンムアン空港,その一部をご紹介しました。 (2006年10月記)
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