Perth & Singapore Report 3.2

セントーサ島編 (1)
2002年4月16日(火)
 オリジナル・マーライオンの「最後の姿」を見た後は,シンガポールの定番(?!)セントーサ島へ行ってみました。 このセントーサ島は, シンガポール「本島」の南沖に位置するミニ・リゾートで,宿泊施設は勿論,ビーチや数々のアトラクションがあります。 いやぁ,10年一昔とはよく言ったモノ, 「昔」は無かったいくつかの新しい施設ができてました。


えへっ,絵葉書みたい

 おっとぉ,さっき見たばかりのマーライオンの「親分」が陣取っているじゃありませんか。 この高さ37mのマーライオン・タワー,今やセントーサ島のシンボル的存在です。

 シンガポールのダウンタウンからセントーサ島に行くには,まずはタクシーやバスで対岸のWorld Trade Center(世界貿易中心)に行きます。 ホテルのコンシェルジェに聞けば,行き方を教えてくれますよ。  今は,セントーサ島には橋が架かっており(10年前は無かった!),島への直行バスもダウンタウンの各地から出ているようです。 今回は,オリジナル・マーライオンの近くからタクシーを拾ってWorld Trade Center まで行きました。

 World Trade Centerからはセントーサ島にロープーウェイが運行されています。 このロープーウェイのチケット売り場が実質的にセントーサ島の入場券売り場となっています。 基本の入場料は大人S$6 (=約\400),子供S$4 (=約\270:2002年4月現在), 島内の各施設への入場料は別途必要になります。 チケットを買ったらエレベータで昇って,ビルの上の乗り場からセントーサ行きのロープーウェイに乗ることになります。


セントーサ島の入場券 大人S$6(左),子供S$4(右), 島内のアトラクションは別途料金が必要


シンガポール「本土」とセントーサ島を結ぶロープーウェイ,海上50m以上はあるかな?

 島へ渡るロープーウェイは,海面からの高さが50mは優にあろうモノ。 高所恐怖症の方は,やめた方がいいかも。 余談ですが,高所恐怖症のパイロットという,ウソのようなホントの話を聞いたことがあります。  彼は自分が操縦する飛行機ならなんぼ高くても恐くないが,地上と繋がっているモノは高いと恐い(=彼に言わせると「崩れるのではないかと信用できない」)そうです。  高いところが恐くない方は,海上から素晴らしい景色を満喫できますよ。


セントーサ島内の交通の一つ
島内一週モノレール

 さて,島へ着きました。 アトラクションはたくさんあるので,とても1日じゃ見て回れないかも。 まずは,今や島の象徴的存在(10年前は無かった!)のマーライオン・タワーに昇ってみることにしました。  島の中は,散策できる歩道があちこちを繋いでおり,また東半分を1周するようなモノレール(右回りの一方向のみ)と,主要なポイントを結ぶバスが運行されており,これはそれぞれ無料(入島料に含まれている)です。

 ロープーウェーの島側の駅から歩いて10分くらいかな? 花畑を通ってマーライオン・タワーに到着。 足下(?)に入口があって,中に入ることができます。 入場料は下のチケットのとおり,大人S$3(=約\200),子供S$2(=約\135)です。 入島料もそうですが, 子供が大人の半額じゃないところが,なんともアジアですねぇ...。 まぁ,子供が大人の半額じゃなきゃいけねいなんて決まりはありませんけどね。


マーライオン屋上への入場券
大人S$3, 子供S$2

 マーライオン・タワーの中に入ると,薄暗い中で海に関するいろんな展示物がありました。 なんだか海賊の世界に入ったみたい。 上に昇っていくと,マーライオン・タワーの「屋上」に上がれます。

 地上37mの景色は如何でしょうか? 南に目を向けると,たくさんの船が行き交ってますねぇ。 中近東から日本に来る石油も,一部はここを通って来るのです。 遠くに見えるのは,インドネシアの島です。

 北を望めば,緑多いセントーサ島と,海峡をはさんだ向こうにシンガポール「本島」が見えます。 街の中心街からは少し離れているので,心が安らぎます。

 セントーサ島のシンボルに登った後は,10年前には無かった「あの」場所に行ってみましょうか。 今回セントーサ島に来たのは,実は「あの」場所に行きたかったからなのです!


セントーサ・マーライオンの「屋上」から
南向きにインドネシア方面を望む(左)と北向きにシンガポール「本島」方面を望む(右)


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