August 2010

2010年
8月1日
(日)
【「あ、安部礼司・福岡出張スペシャル」本放送!】
 今年の8月は日曜日からのスタートです。 相変わらず暑い日が続きますね。

「幽体離脱」後のセミくん
 編集部のネズミの額ほどの庭にある南天の木に、「幽体離脱」した後のセミくんの姿がいくつかありました。 こういうのを見ると、夏を実感しますねぇ。

 しかし、セミくん達もこの暑さには辟易のようで、「営業」しているのは朝夕の時間帯が多いようです。

 先月の日記 で「予告」したとおり、今日は夕方5時からの JFN系列(全国のFM 37局ネット)の番組「NISSAN あ、安部礼司」で、 7月19日に公開生放送された「あ、安部礼司・福岡出張スペシャル」の様子が流れました。 ウ〜ン、あの日の感動が蘇ってきた・・・! 最近には珍しいラジオ劇スタイルの番組ですが、 スポンサーとのタイアップにより、全国に確実にファンを増やしており、ラジオ番組の新しい形として定着しているようです。

 長いこと続けているラジオファンにとって、新たなラジオ番組の形態は興味あることであり、ラジオ番組に興味を持って戴ける多くの方々が存在することは喜ばしい限りです。


2010年
8月7日
(土)
【立秋〜秋の気配?〜まだまだ暑い!】
 今日は立秋。 これから出すこの時期の挨拶状が、「残暑見舞い」に変わる時期です。

木から落ちてたイガグリ君

 立秋だからという訳ではありませんが、編集部の近くにある栗の木の下で、木から落ちたイガグリ君を発見しました。

 栗の「習性」を知ってる訳ではありませんが、毎年この時期になると、道路に落ちているいくつかのイガグリ君を見かけます。  件の栗の木は、とても人の手が届くような高さにはないので、栗の木自らで、落とす実と残す実を分けているような感じです。

 こういう風景を見ると秋が近づいているんだなぁ・・・と感じるものの、世間の暑さは衰えるところを知らず、 もう暫くは夏日や猛暑日が続きそうです。 皆さん、熱中症などには十分ご注意下さい!


2010年
8月8日
(日)
【馬〜アジアを駆けた二千年@九州国立博物館】
「馬〜アジアを駆けた二千年」ポスター

 福岡に戻って何とか落ち着いたので、先日の アンコールワット展 に続いて美術探訪です。

 昨日は、太宰府天満宮の脇にある九州国立博物館に、開館5周年記念特別展「馬〜アジアを駆けた二千年」を観に行きました。

 へぇ〜、開館してもう5年経つんですねぇ。 と、本サイトを振り返ってみると、2005年10月29日 にシッカリ取材に行ってますねぇ。  この時の催しは「美の国日本」でしたね。

 今回は、太古の時代にユーラシア大陸で人と出会い、その後の各地の歴史や文化に大きな影響を及ぼした「馬」に焦点を当てた展示です。

 展示の後半では、近世から現代までの競馬の歴史にも少しばかり触れられており、主催の(財)全国競馬・畜産振興会さんや特別協力のJRA日本中央競馬会さん、 (財)馬事文化財団さんなどのPRにも貢献してたようで・・・。

 ところで、今回の展示物の一部の協力元である「馬の博物館」、横浜(中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑)にあるそうですが、ここの英語表記は Equine Museum of Japan とのこと。  Equine を英和辞典で調べると、『馬のような』という形容詞でした。 はぁ〜、英単語一つ覚えました!

開館5周年の九州国立博物館


2010年
8月14日
(土)
【夏野菜に漢字の意味を学ぶ】
収穫近い夏野菜2種:(左)胡瓜〔きゅうり〕 と (右)ゴーヤ

 台風4号が九州北方海上を東進していき、少しばかり暑さが和らぐ日がありましたが、去っていったらまた元の暑さです。 今年の夏は例年に較べると、少しばかり暑さを感じますが、如何でしょうか?

 世間ではこの週末を中心に、帰省及びUターンラッシュがピークを迎えるようですね。 移動される方は呉々も気をつけて・・・。

 編集部付属・蚤の額ほどの大農場では、現在夏野菜の胡瓜(きゅうり)とゴーヤ(にがうり・レイシ)の収穫時期が近づいています。 どちらも1本だけ栽培しています。 あまり雨が降らないので、 夕方に水やりをしているのですが、なかなか「豊作」には繋がりません(笑)。

 ところで、胡瓜の文字にある「胡」、この文字は中国で「外国、西方」を意味する漢字です。 胡瓜の原産地は、現在のインド北西部〜ネパール辺りのヒマラヤ山麓地帯と言われています。  中国にはシルクロードを通って伝わったようです。 他の例では、
・胡麻(ごま)アフリカのサバンナ地帯、現在のスーダン東部辺りが原産との説が有力。
・胡桃(くるみ)ヨーロッパ南西部〜アジア西部、現在のイランの辺りなど諸説ある。 オニグルミなど日本原産のものもある。
・胡蒜(にんにく)中央アジア〜西アジア原産との説が有力。

などがあり、いずれも胡瓜同様、中国の西方が原産地で、シルクロードを通って伝わったとみられます。

 もう一方のゴーヤは、原産地が熱帯アジア方面で、中国にも日本にも南方の海から伝わったようですね。

 今日はこのサイトでは珍しく食べ物の話題でした。 夏には夏の野菜を摂って、夏バテを解消したいものですね。


2010年
8月15日
(日)
【28年振りのクラス会@6月の同窓会の余韻】
 今日は 65年目の終戦記念日。 世界の平和を祈念して 12時の時報に合わせ、1分間の黙祷を捧げました。

 6月13日の日記 に、出身高校の28年振りの同窓会の話題を書きました。 その余韻ではありませんけど、 九州に戻った途端、目敏く見つけられて「この前せっかく集まったんだから、勢いがあるうちに今度はクラス会をしよう!」とクラス会の幹事を拝命しました。

 各地で活躍している同級生が集まりやすいようにと、昨日そのクラス会を開催したところ、当時のクラスの 1/4 ほどの仲間が集結。  6月には話ができなかった輩とも、久し振りにゆっくり話すことができ、昨日は昨日で「あの頃」にタイムスリップしたひとときでした。


2010年
8月28日
(土)
【いいモノを長く使う〜靴の修理完了】
靴底を張り替えて綺麗になって戻ってきた

 大阪では猛暑日(日の最高気温が35℃を超える日)が今日で連続13日を数え、連続記録を塗り替えたそうで・・・。 それにしても今年の夏の暑さは辛いものです。

 長く履いていた靴の底が磨り減ってツルツルになり、雨の日などは滑って怖いので、靴底を張り替えてもらうよう、靴のメーカー:REGAL さんに修理に出しました。 先日無事に戻ってきまして、 綺麗な出来上がりです。 この靴は型が古い(既に現行モデルではない)ので、靴底は「純正」ではなかったのですが、履き心地が特に変わることもなく、 快適に使っております。

 愛用していた腕時計も、同じ時期に動かなくなったので、現在「入院」中。 時を経ても、責任持って自社製品のサポートができるメーカーは好感が持てるものです。


2010年
8月29日
(日)
【高齢者不明問題に思う国民の二重管理制度】
 今日の福岡は、日暮れの時間帯に一雨降りました。 久々の雨、「潤っている〜」という感じ。 タイ・バンコクの雨季入りの雨のようです。

 このところ世間で話題になっている、高齢者の不明問題。 各自治体毎に不明になっている最高齢者が続々と明らかになっており、年齢の数字が大きくなる毎に、 マスコミ各社も躍起になって報道しています。

 ところで現在の日本では、「戸籍」と「住民票」により国民が管理されています。 今回、東京の事象が事件になって世間が大騒ぎしていますが、 早い話『二重管理』の世界であり、同様な事象は、これまでにも多かれ少なかれ生じていたのではないでしょうか。

 「戸籍」と「住民票」は以下に示すとおり、異なる主管庁下の異なる法律で規制されています。
種 別規制法主管庁
戸籍謄本・抄本戸籍法法務省
住民票住民基本台帳法総務省

 今回の事象はある意味で、某国が歴史的に得意としている、縦割り行政の弊害のひとつとも解釈できます。 「戸籍」と「住民票」がこの時代まで存在していることは、 歴史的な経緯など諸事情によるものでしょうけど、このような『二重管理』が、今の時代になっても本当に必要なのか国民で議論する必要があるのでないでしょうか?

 例えば携帯電話や電子メール、インターネット、またCO2排出権を取引する概念などは、50年前には存在しなかったものです。 世の中は刻々と変化しています。  さまざまな事象を経験して、時代時代に見合った制度に変えていくことが大切なことではないかと考えます。