September 2013

2013年
9月8日
(日)
【長年の友との別れ】

一度きりの人生、精一杯生きましょう
 日本時間の今朝、2020年のオリンピック・パラリンピックは、東京での開催が決まりました。 一喜一憂あるでしょうけど、決まったことを受け止め、これから何をすべきか、考え実行することが必要ですね。

 先週、長年の友の訃報を受け、ビックリしました。 彼は学生時代の後輩で、2年ほど前から入院して治療を続けていたのですが、急に容態が悪化し、帰らぬ人となりました。

 お通夜と告別式に参列して送ってきましたが、ご両親も健在、子供さんもまだ小学生で、遺された方々のご心痛は察し余りあるものです。 正直「やっとられん」気分でした。

 自分の周りの年齢の方の訃報を聞くと、いろいろ考えさせられます。 一度限りの人生、自分なりに精一杯生きなきゃならないなぁと、あらためて思い知らされたところです。(1)  


2013年
9月15日
(日)
【台風の接近と秋の訪れ】

秋の訪れを告げる銀杏の実
 9月になって、朝晩はかなり涼しくなりました。 世間のBGMも、昼間の蝉から夜の虫に変わっていますね。

 台風18号が、近畿・東海〜関東方面への接近または上陸のルートをとってますね。 福岡は強風域の外周部に当たりますが、そこそこの風が吹いています。  予想進路近傍の皆さん、ご注意下さい。 また、広範囲での豪雨にもご注意下さいね。

 この前までのあの暑さは何だったんだろう?と思えるほどの季節の移ろい。 この時期のこの空気は、四季がある日本ならではの雰囲気です。  近くの通りにある街路樹の銀杏には、銀杏の実がたわわにお目見えし、一部では路上に落ちて、この時期特有の匂いを振り撒いています。

 台風の被害が出ないことをお祈りしますが、通り過ぎれば一段と秋の雰囲気が深まることでしょう。(2)


2013年
9月16日
(祝・月)
敬老の日
【福岡国際映画祭2013】
 台風18号は、近畿・北陸以東に大きな影響を残したようですが、皆さんのところでは如何でしたか? 被害があった皆さまにはお見舞い申し上げます。 一刻も早い復旧をお祈りします。


今年で23回目を迎える福岡国際映画祭
 福岡の9月といえば「アジアマンス」、アジアに関する各種催しが集中的に開催されます。 その中でも、福岡国際映画祭は、今年で23回目を迎えるアジアを中心とした映画を紹介する催しです。  今日は、タイの映画と、東ティモールを題材にしたインドネシアの映画が上映されたので、観に行ってきました。

 タイの映画は、今年の福岡アジア文化賞を受賞された Apichatpong Weerasethakul監督の作品「Mekong Hotel」。  監督曰く「国際河川であるメコン川に捧げるラブレター」とのことですが、ラオス国境の Nong Khai の風景がタイの時間の如くユッタリとしたペースで流れるマッタリとした作品でした。  やっぱり、タイの風景にはタイ語がベストマッチですね。

 インドネシアの映画は、「Atambua 39 degree Celsius」。  編集長の旧友が昨年から東ティモールで仕事をしていることから、興味もあって観たものです。  ティモール島のローカル映像が満載、作品の会話も地元の地域言語であるテトゥン語が中心で、ティモール特有の政治や歴史、また旧友の彼が直面している苦労の一端がうかがえました。

 日頃観る映画といえば、日米の作品が主流ですが、時には日常接することが少ない国々の映画を観ると、新たな発見がありますよ。(3)


2013年
9月23日
(祝・月)
秋分の日
【最近よく歩きました】

昨日(9月22日)の歩数、19.5kmほど歩きました

 昨日、一昨日と、夜は綺麗な丸い月が秋の空気を照らしてましたね。 旧暦8月15日に完全な満月になるのは珍しいそうで、次回は8年後とのこと。 皆さんのところでは、明るい月がよく見えましたか?

 暦の上では3連休、編集部もほどよくサボって、この週末は毎日テクテク歩いておりました。 土曜日は 21,500歩、日曜日は 23,700歩、そして昨日は写真のとおり 26,000歩を歩きました。  この3日間で 50km ほど歩いたことになります。

 編集部には車がありません。 年に数回、必要な時にはレンタカーを使いますが、通常の移動時は、ほぼ100%歩き+公共交通機関。 最近は暑さが和らいできたので、自らの健康のことも考えて、夏場はバスに乗っていた区間も、半分以上歩くようにしています。  この週末は、チョッとモチベーションが上がったので、その日のスケジュールに応じて、朝・昼・晩に分けて歩く目標を決めて歩きました。

 歩くと程よく疲れが残りますが、これが心地よい夜の睡眠をもたらしてくれます。 まぁ、無理しない程度に、この秋もボツボツ歩くつもりです。 そのうち、このサイトのネタも見つかることでしょう...(笑)。(4)


2013年
9月29日
(日)
【久し振りのマジメな読書】
書 名ユートピアの崩壊 ナウル共和国
〜世界一裕福な国が最貧国に転落するまで
著 者Luc Folliet
訳 者林 昌宏
発行日2011年2月10日 初版第1刷
発行所株式会社 新泉社
ISBN
コード
ISBN978-4-7877-1017-8

 本当に久し振りのマジメな読書です。 本サイトの過去の記録を詳細に分析した結果、この日記で読んだ本をマジメに紹介するのは、2009年12月 以来です。

 皆さんは、ナウル共和国という国をご存知ですか? 最近は社会の地理の時間では、もう「姿を消した」のかもしれませんね。 かつては「リン鉱石生産の島」として、しっかり教科書にも載ってたはず。  日本にも1970年代に、当時のエア・ナウルが鹿児島と那覇に乗り入れていました。 太平洋のほぼ真ん中、南緯00度33分、東経166度55分に位置する、面積21平方キロ、車で1周すれば30分程度の大きさの、世界でも指折りの小さな島国です。

 この本を知ったのは、9月14日(土)23:00〜 の J-WAVE の「Book Bar」という番組で、ナビゲーターの一人、大倉眞一郎氏が取り上げたからです。

 編集部ではナウル共和国の存在は知ってましたので、機会があれば一度は行ってみたいなぁ... なんて、漠然としたことを思ってましたが、世間からナウルの話題が薄くなって久しい最近は、すっかり忘れていました。  そんな中で、久し振りに耳にした「ナウル」という国の響きに、本屋に飛んでいったという訳です。

 内容は読んで戴くとして、イメージは「いきなり1億円の宝くじが当たった」ことを想像してもらえば、わかりやすいかと思います。  どうやら今のナウルには「おいそれ」とは簡単に行けそうにないうえ、頑張って行ったところで、それなりの不自由を強いられそうな雰囲気です。  う〜ん、でも行ってみたいな...。

 我々の身の回りのさまざまな出来事に重ねて、結構いろいろなことを考えさせられる一冊でした。(5)