October 2013

2013年
10月13日
(日)
【いよいよ秋ですね】

秋の味覚

 今年は10月になっても台風が平気でやってきます。 沖縄や先島諸島方面は、一息つく間もなく台風が襲来しましたが、皆さん大丈夫でしたか?  残念ながら被害に遭われた皆さんにはお見舞い申し上げます。

 この夏は暑い日が続き、9月になっても厳しい残暑でしたが、10月になってからは一気に秋の気配になりました。 福岡では、昼間はまだ半袖でも過ごせる気候ですが、 さすがに陽が落ちると夜明けに向けて一気に気温が下がります。 まぁ、この時期はいつもこういう感じだし、この日記にも似たようなことを書いているんでしょうけどね。

 この週末、暦の上では3連休ですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか。 連休の間も、いつものようにお仕事の方も大勢いらっしゃることと思いますが、 お休みの方は、お仕事をされている皆さんのおかげで快適に過ごせるわけです。 どうも有難うございます。(1)  


2013年
10月20日
(日)
【飽食の功罪】
 10月になったというのに、台風が相次いで日本に接近する気配です。 台風26号は伊豆大島をはじめ、東日本方面に大きな影響を及ぼしました。  次の台風27号も、26号と似たようなコースで、週明けの半ば以降に日本に接近する予報が出ています。 今回の台風は前回にも増して勢力が強そうですから、十分ご注意下さい。


刈り入れの時期ですね

 秋は食欲がそそられる時期です。 しかし最近、といっても、もうここ数年のことですが、テレビにしても Blog や SNS にしても、食事の話題に事欠きませんね。  いろんな種類の食糧が身の周りに溢れ、好きな時に好きなモノを食べられる、これは贅沢極まりないことなのですが、日本に居る限り、比べる対象がないので、当たり前と思っている向きが少なくないようです。

 最近のラジオの CM で、お母さんが子供に「ご飯を食べる前には何をするの?」と質問したら、「写メ撮って Blog にアップするの!」と答える、何とも味気ない(ある意味恐ろしい)モノがありました。

 食卓や外出先での食事を、さまざまな形で紹介することは、悪いこととは思いませんが、こうもまぁ「ネコも杓子も」こういう状況というのも、また危機感無しを露呈してるような感じさえします。

 全地球規模で考えた時、不自由なく食事にありつけ、蛇口をひねると飲み水が当たり前のように得られることが、どんなに幸せなことか、今一度心に刻んで日々の生活を送るべきと、最近感じています。(2)


2013年
10月27日
(日)
【秋くらいはマジメな読書を】
書 名謎の独立国家ソマリランド
そして海賊国家プントランドと
戦国南部ソマリア
著 者高 野 秀 行
発行日2013年2月20日 初版第1刷
2013年3月25日 初版第2刷
発行所株式会社 本の雑誌社
ISBN
コード
ISBN978-4-86011-238-7

 このところ、日記のページが殆ど進んでいません。 それでなくてもサボり気味なのに・・・。 かなりヘビーな読者の方からも「最近進んでませんネェ」と、有難い苦言を戴いております(反省)。

 さて、先月に引き続き、今回もマジメな読書のご報告です。 ジャンルは前回と似たような地理系。 しかし今回は「アフリカの角」として世間を騒がせているエリアで、日本の外務省がソマリア連邦共和国と呼んでいる国の話題です。

 もともと、ソマリアという国の存在は何故か小学生の頃に知っており、Hargeisa と Mogadishu という二大都市があるというのも、その時に仕入れたネタでした。 従ってこの本の存在を、先月同様、  J-Wave の Bookbar という番組で知った時には「スグに読みたい!」と思い、書店に走った次第です。

 いやぁ、目からウロコの内容が続出! 「国家」とは何たるや? 日本で「フツ〜」に考える狭い了見が、ホントに正しいのか? など、考えさせられる内容で、チョッと違った世界を覗いてみたい方にはオススメです!

 お読み戴ければ判りますが、この世界が現在も存在するのであれば、全部はチョイと危険が伴いますが、「あのエリアだったら、一度行ってみたいなぁ」と思われる向きもいらっしゃるのではないでしょうか? 本日記では極めて稀な、マジメな本の紹介でした。(3)