【廣津雲仙作品展@長崎県諫早市】
世間ではシルバー。ウィーク:暦上の5連休が始まりました。 連休の中に敬老の日も入っているので、シルバー・ウィークはシニア・ウィークとも解釈できそうですが、5月のゴールデン・ウィークに次ぐ連休の意味なんでしょうねぇ。
今年は暦の巡りで5連休〜9月21日(月)が敬老の日、23日(木)が秋分の日、祝日に挟まれた 22日(水)が国民の休日〜になりましたが、来年は秋分の日が 9月22日の木曜日なので、5連休にはなりません。
次の秋の5連休は 2026年とのことです。
|
廣津雲仙作品展@諫早美術・歴史館 |
秋は芸術に親しむには絶好の季節。 編集部は 19日(土)から長崎県諫早市で始まった廣津雲仙作品展を鑑賞してきました。
廣津雲仙氏 (1910-1989) は、長崎県高来町(現在の島原市)の出身。 その後、関西に出られて辻本史邑に師事。 日展を中心とした精力的な作家活動により、関西を代表する書作家になった方です。
1959年からは日展の審査員を務め、その後は読売書法会の設立にも尽力され、昭和を代表する書家の地位を築かれました。
五体(篆書、隷書、楷書、行書、草書)全てを操り、柔和な温かみがある書体は氏の書道に対する幅の広さを表しています。
諫早市では雲仙氏の命日(9月19日)である9月に、氏の芸術の顕彰する「尾花忌」を 2006年から開催していますが、今年はその10回目にあたり、作品展を開催したとのことです。
会場には 1961年頃から晩年の頃までに書かれた大小の各種作品 36展が並び、氏の書にかける情熱を感じました。 この展示は 10月11日(日)まで、諫早市の美術・歴史館で開催されています。(2)