January 2016

2016年
1月3日
(日)
【平成丙申歳 謹賀新年】

 平成丙申の歳、明けましておめでとうございます。 ここ数年に比べると暦上の休みは短くなったこの年末年始、今年の編集部は、一足早く本日・3日(日)から営業開始です。

 このサイトをオープンして、早いもので今年で16年目。 そしてサボリが定着した(笑)日記も書き出してから15年目になりました。

 今年の「書初め」は、一般的なご挨拶にしました。 干支にちなんで「申」を朱書にして、少しばかり加工してみました。

 本年も昨年同様、本サイトをご愛顧戴きますよう、よろしくお願いいたします。  このサイトをご贔屓戴いている皆さまにとって、この申年も麗しい1年になりますよう、編集部一同、心からお祈り申し上げます。(1)


2016年
1月7日
(木)
【新春の七草粥】
お節明けの粗食(笑)

 世の先輩方はよく考えたもので、正月のお節などご馳走を食べ(過ぎ)た後には、胃腸を休ませよ!と七草粥の習慣を残してくれました。

 今日は春の七草で作った粥を食べる「七草粥」の日。 編集部でも朝から粗食で胃腸を休めました。 お陰で昼はいつもより少々お腹が空きましたが...。

 今では三が日が明ける頃から、スーパーやコンビニで七草のセットが売られ初めるので、七草を手に入れるのも楽になりました。 先輩方の賢い教えは、末永く守りたいものです。(2)


2016年
1月11日
(祝・月)

成人の日
【ガンバレ!受験生】
編集部イチオシの受験グッズ(笑)Toppa 2016

 今日は成人の日。 以前は「1月15日」が定番でしたが、Happy Monday 制度により、1月の第2月曜日になってしまいました。 お陰で暦の上では3連休になりますが、受験生の皆さんにとっては3連休も何もあったもんじゃありませんね。

 今年の大学入試センター試験は、次の週末の 1月16〜17日のようですね。 編集部では、イチオシの受験グッズ(笑)である恒例の「Toppa 2016」を、昨年 に続き 今年も無事に入手しました。  今年は編集部周辺には受験生は居ない(近い輩は約1名居る模様)のですが、世間の受験生を応援しますよ。 皆さん、体調管理に気をつけて実力を発揮してください!(3)


2016年
1月30日
(土)
【久し振りのお勉強@東京】
 先週末(1月23〜24日)は福岡でも結構な降雪で、交通や生活が混乱しました。 編集部周辺は一面の雪景色になったとはいえ、幸いに大きな影響はありませんでした。  しかし、一部地域では水道管凍結による断水の復旧が遅れ、不自由な日常を余儀なくされた方もいらっしゃったようです。 お見舞い申し上げます。

 と、書いておきながらその間、実は編集長は久し振りに「お勉強」で上京していました。 恒例の台東区立書道博物館と東京国立博物館の連携企画を観に行ったわけです。  今年度は秋〜冬の時期の開催となり、「顔真卿と唐時代の書〜顔真卿没後1230年」と題した企画で、中国の唐の時代の墨蹟を中心に展示されていました。

2015年度の台東区立書道博物館と東京国立博物館の連携企画

 顔真卿(がんしんけい:709-785)は、書の世界では「唐の四大家」の一人。 長安の生まれで官僚の道を選びましたが、真摯かつ毅然とした姿勢が時々の権力者や取り巻きに嫌われることもあり、地方への左遷と中央への復帰を繰り返したといわれています。  人生の最終期は、君命により死を覚悟して反乱軍の大将を諭しに行き、残念ながら処刑されました。

 顔真卿が残した文字は非常に力強いもので、一種独特の特徴があります。 楷書であれば「自書告身帖」や「顔氏家廟碑」、行草書であれば「祭姪文稿」や「争座位稿」などが代表作で、皆さまの中には、書道のお手本にしたことがある方もいらっしゃることと思います。  ちなみに、2014年度の連携企画でフォーカスした、清の時代の書家・趙之謙(ちょうしけん:1829-1884)も、初期には顔真卿の書をお手本にしています。

 実は24日(日)に東京から帰ってきたのですが、西日本では前日から大雪の報道。 高を括って予定どおり午後の飛行機のままにしようかと思いましたが、行動を一転して朝から潔く新幹線に乗った結果、時刻表より30分遅れて帰り着きました。  乗る予定だった午後の羽田発の飛行機は、条件付で飛んだものの、結局羽田に引き返したので、結果的に「アタリ!」。 今回の上京は、プチハッピーなエピローグでした。(4)


2016年
1月31日
(日)
【重ねてお勉強@九州国立博物館】
 この週末は雨模様との予報だったのですが、昨日から天候は一転、青空さえのぞいて少しばかり暖かな二日間でした。

黄金のアフガニスタン展@九州国立博物館

 先週の東京に引き続き、今日は九州国立博物館に「黄金のアフガニスタン展」を観に行きました。 九州国立博物館は、太宰府天満宮の山向こうにあるのですが、今日の太宰府は多くの観光/参拝客でごった返してましたよ。  中高生の姿も見られたので、少なからず受験生もお参りに集ってたのでしょう。

 今回の展示は、地元の研究者達が、内戦から守ったアフガニスタンの国立博物館の収蔵物を披露しているもので、2月14日(日)までのこの展示の後は、4月12日(火)〜6月19日(日)に東京国立博物館・表慶館で展示される予定です。  まだご覧になってない方もあるでしょうから「ネタバレ」は書きませんが、ヨーロッパとアジアの文化や歴史の融合が見られるエリアのものにしては、少しばかりヨーロッパ寄りが強い雰囲気を感じました。

 ここまで書いて気づいたのですが、日本に4か所ある国立博物館(東京、奈良、京都、九州)の中で、この九州だけは都道府県の地名がついていないんですね。 エリアのまとまりを象徴しているんでしょうかねぇ...。(5)