January 2017

2017年
1月3日
(火)
【平成丁酉歳 恭賀新正】

 平成丁酉の歳、あけましておめでとうございます。 今年も年末年始の6日間に土日が含まれるため、世間的には「短い」年末年始の休日でした。  編集部は本日・3日(火)から営業をはじめます。

 このサイトのオープンから、今年で17年目。 そして年々怠惰になる(笑)日記も書き出してから16年目になりました。  昨年は「年末のイルミネーションの写真が無い!」や「内容が薄く役に立たない!」などのお叱りもありました。  まぁ、備忘的な日記ですので、時には大目に見てやってください。

 今年の「書初め」ですが、昨年同様一般的なご挨拶としました。 本年も昨年同様、本サイトをご愛顧戴きますよう、よろしくお願いいたします。  このサイトをご贔屓戴いている皆さまにとって、このトリ年も幸多き1年になりますよう、編集部一同、心からお祈り申し上げます。(1)


2017年
1月9日
(祝・月)

成人の日
【ガンバレ!受験生2017】
編集部推薦の受験グッズ(笑)Toppa 2017

 今日は成人の日。 実は編集部の '96年製トンピン娘が成人式参加したようです。 世間では日の出前に起きて準備が大変とのことですが、本人はユックリ起きてきて、近所の美容院に行ってからそそくさと出かけていきました。  夜も同級生との集まりとのこと。 編集部では本人抜きで豪勢な夕食を企んでいるのですが、どうなることやら・・・。(笑)

 さて、今年の大学入試センター試験は、次の週末の 1月14〜15日のようですね。 ここ数年の編集部推薦の受験グッズ(笑)である恒例の「Toppa 2017」を 昨年 に続き、今年も漸く入手しました。  今年は編集部周辺には受験生は居ない(来年の今頃は尋常ではない予定)のですが、世間の受験生を応援しますよ。 皆さん、体調管理に気をつけ、培った実力をフルに発揮してください!(2)


2017年
1月15日
(日)
【全国的に寒い週末】
2年目を迎えるKITTE/OIOIビルも彩を添えて

 この週末は全国的に荒れた天候で、中国・関西より北(東)側では概ね積雪が観測されたようです。 大学入試センター試験とも重なったので、受験生の皆さんは大変だったことと思います。  福岡では今日の最低気温は 0.6℃(03:31に記録)、最高気温は 6.9℃(13:38に記録)と、他ののエリアに較べれば高めでした。  それでもこちらでは、この冬一番の寒さで、編集部も外での取材は控えました。

 今日の写真は、博多駅のイルミネーションです。 博多口の南側(出て左手)の博多郵便局があったところは、KITTE/OIOI のビルがお目見えしました。  東京駅の丸の内口にも似た感じです。 一部でイルミネーションのリクエストがあったので、昨年撮影していた写真を掲載しました。

 まだ寒さが続きます。 皆さん、風邪やインフルエンザなどにご注意ください。(3)


2017年
1月28日
(土)
【2か月ぶりの東京国立博物館】
東京国立博物館と台東区立書道博物館
の連携企画「董其昌とその時代」

 暫くは寒い日が続き、うっすら雪化粧した朝もあった福岡ですが、この週末は暖かさが戻ってきました。 今日は日差しもあって、穏やかな一日でした。

 先日、上京の機会があったので、今年度の東京国立博物館と台東区立書道博物館の連携企画「董其昌とその時代〜明末清初の連綿趣味」を観てきました。 東京国立博物館には、昨年11月の「篆刻の軌跡」以来の訪問。  今回の展示も東洋館の第8室でした。 連携企画は、今年度も 昨年の展示 同様、1〜3月の開催です。

 董其昌(とうきしょう)(1555-1636)は、明の時代の高級官僚で、多くの素晴らしい書画を遺しています。 若いときから巧書・妙画をもって盛名を成し、特に書は後の清の康熙・乾隆帝の書に影響を与えたといわれています。

 今回の展示は董其昌の書画のみならず、明の末期から清の初期の頃に流行した連綿体(崩した字を続けて書く手法)を遺した、張瑞図(1570-1641)、黄道周(1585-1646)、王鐸(1592-1652)、傅山(1607-1684) などの書も展示されており、力強い肉筆に圧倒されました。

 この日は素晴らしく天気がよかったので、東京国立博物館の表慶館(現在は休館中)の写真が綺麗に撮れました。(4)
重要文化財に指定されている東京国立博物館の表慶館
 


2017年
1月29日
(日)
【世界遺産登録を目指して】
 今日は九州国立博物館で開催中の特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」の日記。 東京国立博物館→九州国立博物館の日記は、昨年の1月 同様です。 (Toppaも どこか で見たなぁ...笑)

 福岡県宗像(むなかた)市にある宗像大社は、九州本土の「辺津宮(へつぐう)」、本土から6.5kmほど沖に浮かぶ筑前大島にある「中津宮(なかつぐう)」、そして本土から60kmほどの沖に浮かぶ沖ノ島の「沖津宮(おきつぐう)」の3つの社から構成されています。  古事記や日本書紀にもその名前が出てくるところで、天照大神の息から生まれたといわれる宗像三女神:市杵島姫神(イチキシマヒメ)、湍津姫神(タギツヒメ)、そして田心姫神(タギリヒメ)が、それぞれに祀られています。  また、この3つの社を結んだ先には、大陸(現在の韓国の釜山周辺)があり、大陸と日本の交易ルート上に位置していることから、古くから海上交通の神として信仰されていました。

 1954〜1971年の調査などで、沖ノ島の中津宮を中心としたこの地から多数の各種祭祀関係品が出土したことから、この地は4〜5世紀頃に「神宿る島」として崇拝する祭祀が始まり、9世紀頃まで続いていたことがわかりました。  現在では出土品のうち、8万点に及ぶ神宝が国宝に指定されています。  これほど大規模な祭祀遺跡は他に例が無く、後世にもしっかり残しておく必要があることから、2009年に世界遺産暫定登録に追加され、正式登録に向けて審査中です。

九州国立博物館で開催中の「宗像・沖ノ島と大和朝廷」展

 今回の特別展は、世界遺産登録に向けて市民の意識を醸成する目的もあって、宗像大社の神宝を中心に展示しているものです。  韓国と日本の九州及び近畿地方の類似出土品を比較展示しており、素人にも地理的・歴史的関係がよく判るような工夫がなされていました。

 また今日は、この世界遺産登録と、東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、雰囲気を盛り上げていくために、世界遺産応援大使を務め、ソウルとバルセロナのオリンピック大会に水泳選手として出場された俳優の藤本隆宏さん(福岡県出身)によるトークショーも開催されました。  一時期、宗像の地にもお住まいだった藤本さんは、テレビドラマ「坂の上の雲」で大分県出身の廣瀬中佐役をされています。(編集部では鮮烈な記憶あり)  ドラマの中でも「沖ノ島の沖津宮関係者がバルチック艦隊と連合艦隊が交えた日本海海戦を目撃した」という史実に基づいたシーンもあり、藤本さんの世界遺産応援大使就任への「縁」があったのだと感じました。

 このところは暖かい日が続いているからか、少しずつ開き初めていた太宰府天満宮周辺の梅の花の写真が綺麗に撮れました。(5)  
紅梅開花@太宰府天満宮敷地内