China Report 4.15

参考文献(2)
〜洛陽・龍門石窟関係〜
 今回の旅行記を製作するに当たっては様々な文献を参考にしていますが,中でも河南省・龍門石窟のページを制作するにあたっては,特に以下の文献を参考にしました。  龍門の石窟に行かれた方,あるいはこれから行かれる方,こちらにご紹介する文献のひとつでもご覧になれば,更に深みのある人生の思い出になるかもしれませんよ。

現地入手のガイドブック
中国語・英語・日本語の3カ国語表記のガイド本。 現地で35元で購入したもの。 巻頭には、龍門石窟研究所の当時の所長であった劉景龍氏が解説文(日本語訳は孫文選氏)を寄せている。

(独立行政法人文化財研究所・東京文化財研究所の TOBUNKENNEWS No.13 (2003) によると、龍門石窟研究所は、2002年3月に現在の龍門石窟研究院に「格上げ」されたとのこと。)

書   名龍門石窟芸術(中・英併記)
編   者龍門石窟研究所
出 版 元香港永泰出版社
発 行 日1994年7月 第1版
1995年4月 第2次印刷


洛陽・龍門石窟の概略把握に最適
秦始皇兵馬俑博物館関係の参考文献としてもご紹介 した、週刊中国悠遊紀行シリーズ。 図版、記述とも充実しており、予習・復習にはもってこいの1冊。

書   名週刊中国悠遊紀行32
 洛陽と龍門石窟
発 行 日2005年5月19日発行
発 行 人柳町敬直
発   行小学館


龍門石窟関連事項の解説もあり
龍門石窟の解説は「普通」だが、龍門石窟の礎となった山西省・雲岡石窟や、奉先寺洞を建立したとされる則天武后など関連事項の解説がある。

書   名週刊世界遺産 No.99
 龍門石窟 文化交差路サマルカンド
発 行 日2006年7月18日発行
発 行 人清水満郎
発 行 所株式会社 講談社


洛陽の街の勉強材料に
本書は、龍門石窟というよりも洛陽の街やその周辺情報が充実している。 龍門石窟を見るには、洛陽での滞在が不可欠になるので、街の勉強材料には最適。

書   名週刊シルクロード紀行 No.44
 洛 陽
発 行 日2006年8月20日発行
発 行 人鈴木 健
発 行 所朝日新聞社


書道の専門的観点からの解説
書道関係の専門書籍も発行している二玄社から出されている「龍門二十品」の解説書。 本書は書道愛好者向けの専門書に近い部類の解説書。 龍門二十品の造像記を書道芸術の観点から、 上巻、下巻で10品ずつ、それぞれの造像記の釈文(原文に書いてある文字、その読み方・訓読と口語訳の意味)を詳しく解説している。

書   名中国書法ガイド20 龍門二十品・上 北魏
中国書法ガイド21 龍門二十品・下 北魏
発 行 日1988年9月10日 初版第1刷発行
2003年9月5日 初版第7刷発行
発 行 者渡邊隆男
発 行 所株式会社 二玄社


いつもの現地調達の地図
B6版程度のポケット版だが、洛陽近郊をはじめ河南省各地の地図や主要地間の距離、省内主要観光地など170ページ以上の情報満載。

書   名河南省地図冊
出 版 元湖南地図出版社
版   次2003年4月第2版第2次印刷
発 行 所新華書店経銷


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