Report 19

おさるバーム大研究!
かゆみ止め特効薬(?!)「おさるバーム」,これは8g入り
中身はこんな感じで白いクリーム状

 別に,この会社のマワシモノってわけじゃありませんが,ここでは,2002年4月25日の日記に紹介した「おさるバーム」を徹底分析(ホンマかいな?)してみましょう。

 といっても,ここで写真を紹介すればだいたい判りますよね。 成分は上の写真から,サルチル酸メチル(3.0%),樟脳(22.0%),メンソール(19.0%),ユーカリ油(3.0%),シナモン油(0.8%),ペパーミント油(0.7%) そして丁子油(0.7%)など。 特別にアヤシイ成分はなさそう。 中身も左の写真のように白い硬めのクリーム状です。

 「塗り心地」はそれほど脂ぎってなく,サラッとした感じ。 メンソールがよく効きますが,価格相応か,あんまり長持ちはしないみたい。 ちょっとの痒み止めにはいいようです。

 
上掲の「おさるバーム」の箱
箱の中国語説明文 下の使用説明書と微妙に違う

 使用説明は,箱にタイ語と中国語で,また箱の中には,英語,タイ語そして中国語の両面刷りの説明書が入っています。

 ところが,よ〜く見ると... どうも書いてあることが統一されてない模様。 箱の中国語(右の写真)では「均可服用」と書いてあるが, 英文の右上には小さな字で "For External Use Only" とある。 「均可」って「ダメ」ってことなんですかねぇ?

 また,下の説明書で英語と中国語を較べると,どう見ても英語版には「感冒鼻塞」に相当する説明はない。 おそらく風邪の鼻づまりのときに塗ると, スキッと鼻が通るよ!ってことと思いますが...。

 こういうところが,「タイ製品」らしさを醸し出していますねぇ。 英語圏人と中国語圏人では,使い方も違うのかしらん?

 

「おさるバーム」の説明書 英語(上)とタイ語&中国語(下)

 英文説明のページの「ラインアップ紹介」はいい味出してますねぇ。 ここに紹介しているのが8Gmで14バーツ(約40円)ですから, 12Gmのビン入りは20バーツくらいかなぁ? 1.3Gm入りは3バーツ? この辺の価格は未調査です。

 知人が何人か日本に持ち帰りましたので,また「使い心地」などはリポートが入るでしょう。 効き目のほどは「そこそこ」かな? でも, バンコク土産の1つにいいのでは?