April 2002 | |||
2002年4月8日(月) | |||
いささか,亀レス(<=もう死語か?)ではありますが,右の写真は4月2日のある省庁前での写真です。 これは,タイの「歩んできた道」を象徴していると言っても過言ではない, まさにその1枚ともいえる写真(何とも大袈裟?)で,イギリスのエリザベス皇太后の訃報に呼応したものなのであります。 タイは,その時その時の情勢を察知して「うまく立ち回ってきた」数少ない国といえるでしょう。 それが故にアジアでも他国に占領されたことがない数少ない国の1つです。 右の写真はまさに,他国での訃報に接し,国を挙げて冥福を祈る姿勢の表れ以外のなにものでもないと,私は受け止めました。 昨年6月に私がこちらに来て,世界的にニュースになった訃報としては,ネパール王室の銃乱射によるものがありましたが,この時も同様に数日間半旗を揚げていました。 日本でも時として,冠婚葬祭への対応がなにかと取り沙汰されますが,どうやらタイでも,同じアジア民族としてこういう面では大差ないのかなぁ?と, ちょっとばかり安心した(?)出来事でありました。 | |||
2002年4月18日(金) | |||
この期間はバンコクに居ても仕事にならないので思い切って休みを取り,家族でオーストラリアのパースと, シンガポールに1週間の旅行に出かけてきました。 パースは西オーストラリアで最大の都市です。 数年前に日本に来たパースの方と知り合い,彼から遊びに来ないかと誘われていたことや, 日本からはなかなか行く機会に恵まれない(特に九州からだと直行便が無い)ため,今回行くことを思い立ちました。 また,シンガポールにも10年来の友人が居ますので,帰りにシンガポールに立ち寄って,久しぶりに彼に会うことにしました。 | |||
西オーストラリア州の人口約180万人のうち,130万人ほどが集中しているパースですが,街は意外にこぢんまりした感じ。 ゆったりとした美しい街並みはアメリカのような印象, 歴史的にもアメリカと同じ頃から街が発展してきているので,うなずける部分もあります。 家族連れでも楽しめる場所がいくつかあり,コアラパークや造幣局,沖に浮かぶロットネスト島などを訪れ,インド洋に沈む美しい夕日も見ることができました。 さすがに「バカヤロー」は,やりませんでしたが...。 帰りはシンガポールに2泊し,夕食を共にしただけでしたが10年振りに友人と再会,楽しいひとときを過ごすことができました。 シンガポールも, セントーサ島の Underwater World(ここはよかった!)などで楽しみ,無事に予定どおりバンコクに帰ってきました。 来週からはまた元の生活に戻ります。 今回の旅で,改めてバンコクの謎の理由の発見もありました。 ヨーロッパのページと共に, パース・シンガポール旅行記も追々アップしていきます。 ウーム,負担が重いなぁ...。 | |||
2002年4月25日(木) | |||
さて,このところ我が家では左の写真に示す「おさるバーム」が流行っております。 この「おさるバーム」が何ぞや?というと, 何のことはない,シンガポールで有名な塗り薬:タイガーバームの向こうを張る,タイ版のメンソレータム(R)のようなものなのです。 実は,私がある本で「バンコクの薬屋にかゆみ止めを買いに行ったら,執拗に "おさるバーム" を奨められた」という下りを読んだことがあり, ホントに実在するんかねぇ?と,近くのマーケットの薬局を覗いたら,いやぁーあったんですねぇ。 迷わず買ってしまいました。 しばらくは「日の目」を見なかったのですが,子供達が蚊に刺されたというので塗ってやったら,これが結構効くらしい。 また, この「おさる」も覚えやすいからか,シャワーの後には毎日のように「おさるおさる」と人気です。 今日は一番下の子(2歳)が, どこかへ持って行ってしまったので,塗ってやれませんでした。 この「おさるバーム」は,地元の人にも愛用されているようです。 こちらで特集していますので,ご覧下さい。
|