May 2002 | |||
2002年5月1日(水) | |||
今日は娘の誕生日(本日で6歳)だったので,ちょっと奮発して夕食は家族で日本食でした。 やっぱ, 「外国」の日本食は安くないですね。 タイフードだったらまぁ安くつきますが,悲しいかな日本食が恋しくなるのはヤッパリ日本人のサガですねぇ。 さて,「羨ましい日本の水事情」で紹介した浄水器のフィルターを4か月ぶりに交換しました。 汚れたフィルターは上の写真のとおり, 赤茶けており,錆なのか赤土なのか判りませんが,とにかくバンコクの水の汚れを実感しています。 これじゃ「生水」を飲む気にはなれませんな。 バンコクは今が乾季の末期で一番暑い時期ですが,これから雨季入りとなります。 バケツをヒックリ返したようなスコール性の雨が1日1回程度, 時間にして1〜2時間,毎日のように降るのです。 夕方降ってくれるとその後は少しばかり涼しいのですが,午前中なんぞに降ろうものなら, 午後は天然のサウナと化してしまいます。 今日はドイツ・オランダ訪問記を一部アップ,やっとドイツ編が終わりました。 さて,次はオランダ編ですが, その後にはオーストラリア,シンガポール編も待っている...。 | |||
2002年5月6日(月) | |||
へへっ,実はタイでも5月5日が現在の国王であるラマ9世(プーミポン国王)の即位記念日だったので,6日(月)は振り替え休日となり,日本ほどではなかったにせよ, この週末は3連休だったんですよ。 さてこの3連休何するべぇ?と考えていたところ,ヨメが,パタヤのホテルを予約していたので,有無を言わされず(?) 連行されていきました。 パタヤはバンコクから車で2時間ほど南東に行った海岸のリゾート地で,西洋人には人気のスポットです。 ベトナム戦争当時は米軍が駐留していたとのことで, 基本的には「西洋人向け」仕様の地です。 この3連休家族で特に何もせず,ホテルのプールに浸かって,ボケ〜っと過ごしてきました。 子供達もそれなりに「遊べて」楽しんでいたようで,ほどよく疲れて帰ってきました。 今日は,遂に新企画に手を出してしまい,4月に行ったパース・シンガポール旅行記のアップを始めました。 2月のヨーロッパ編もまだ終わってないというのに, いったい何を考えているのかぁ!というお叱りは覚悟の上でございます。 | |||
2002年5月11日(土) | |||
円相場も気になるところで,最近はどうにか$1=\120円台後半の動きですね。 バーツもめっきり強くなっており,こちらに来た2001年9月頃はB1=\2.75くらいだったのが,今はB1=\3.00前後をうろうろ。 そろそろ日本の口座からの送金が必要なのですが,もう少し円が強くなってせめてB1=\2.80〜2.90くらいにならないかなぁ? と密かに期待しているのですが...。 さて,そんな中チョット気になったのが,昨年7月に兵庫県明石市で発生した花火大会での見物客圧死事故のその後です。 既報のとおり,5月9日に当時の警察署長,市の市民経済部長,そして警備会社の支社長などが書類送検されました。 このニュースを聞いて「あぁ,やっぱり日本なんだなぁ」と思ったのは, 私が日本国外で生活したことがあるからでしょう。 恐らくずっと日本にいたら「当然のこと」と思ったに違いありません。 「何が日本」なのか? 私が感じるところでは,日本国民の多くは安全を「他者」に頼りすぎているのではないかということです。 私が昨年この事故を知ったとき,「こんなに混雑するようなところに行けば,こんな事故が起きても不思議じゃないよなぁ」と即座に思いました。 犠牲になられた方々には気の毒ですが,この事故は見物客のひとりひとりに「自分たちの安全は自分自身で守る」という基本的な意識が薄かったことが, 事故の要因だったのではないかと思うのです。 話はチョット逸れますが,上の写真はバンコクでは日常目にする光景です。 日本ではとても「危ない」ことに見えますが,こちらでは当たり前です。 バスを例にとると,日本の感覚で言えば (1)【扉を開けて走ると乗客が転落する可能性があるので危ない】→(2)【扉を閉めることを法規制し罰則を設ける】ですが, バンコクでは,本当は法規制があるのかもしれませんが(勉強不足でスミマセン)(2)は,【じゃ,扉から落とされないように個々の乗客が気をつけなさい】となるのです。 日本に居るときには「世界各国で毎年催されるカーニバルなどで死者やけが人が出ているという」ニュースなどを聞いて,「死者やけが人が出るなんて警察は何をしているんだ?」 とよく思ったものです。 しかし日本を出てからは「自分たちの安全は自分自身で守る」ことが世界標準であることに気がつきました。 世界各地のカーニバルでは, 死亡やけがのリスクを承知の上で人々が参加しているのでしょう。 だからこそ,死者やけが人が出ようとも,途絶えることなく毎年のように繰り返されるのでしょうね。 で,話は戻りますが,明石の事故,あなたならどう裁きますか? 事故当時,警備員の制止を振り切って一方通行を逆行して混乱を引き起こした輩がいたとのことですが,私なら, この輩を何が何でも捜し出して,混乱を招いたとして裁くでしょうね。 今回の結末の是非は論議があるところでしょうけど,世界からは「安全ボケ」していると言われる日本人ですが, こういう機会にもう一度「自分たちの安全は自分自身で守る」ことについて,考えてみてもいいのではないでしょうか? ちょっと論説じみたものになりましたが, 今日は,最近ちょっと気になったことを書いてみました。 | |||
2002年5月19日(日) | |||
今日は朝からドンヨリとした空模様で,強い風が吹いています。 窓を開けるとエアコンは不要。 でも,アパートの6階のここでも, 窓を開けっ放しにしておくと,結構ザラつきます。 バンコクの空気の汚れ具合がよく判りますね。 タイでは雨季に入ると,果物の季節です。 市場やマーケットで見かける南国特有の果物は,種類がうんと増えて, またいつもよりかなり安くなっています。 好き嫌いは人によって若干あるようですが,我が家ではマンゴゥが人気。 左の写真のように,皮をむくと黄色い果実が現れます。 これが甘くて美味しい。 価格は大きさ(重さ)によりますが,今の時期では1個 25〜50バーツ(\75〜150)くらい。 タイには,「カオニャオ・マンムア」というデザートがあります。 日本では想像し難いのですが,これはカオニャオ(炊いた餅米)にマンゴォの剥き身を乗せ, ココナツ・ミルクをかけたものです。 マンゴォ好きの方にはお奨めの絶品! 来タイの機会があるかたは,是非ともお試し下さい。 他には,果物の王様「デュリアン」,果物の女王「マンゴスティン」や,パイナップル,ジャックフルーツ,ライチー(冷凍じゃないよ!)などなど, 天然の南国果物がイッパイ! この時期は果物天国です。 | |||
2002年5月31日(金) | |||
もう5月も終わりですね。 今日は久しぶりに写真なしです。 いやぁ,滞在も1年近くになるといい事ばかりでなく,いろいろな物事(知らなきゃよかった!ってのも含めて)を見聞きしますね。 それはそれで,人生の肥やしにはなるでしょうけど。 タイに住む「外国人」の私がそう感じるのですから,日本に住む外国人も, 同じような思いをしていることでしょう。 「知らなきゃよかった」事が何なのかは,「外国人」にしか判らないでしょうね。 自分達の当たり前も,世界が変わればトンデモナイことに変身してしまうのですから。 今日はちょっと抽象的になりましたが,皆さんの身の回りのことで「外国の人に知られたくないなぁ」というような事はありませんか? ちょっと冷静になって考えてみては? なかなかこんな事って,思いつかないでしょうけど・・・。 えぇ〜いつものことですが,この週末はまた新たな「ネタ」が飛び込んできそうな雰囲気です。 まだヨーロッパ編も未完なのに...ねぇ? さて,どうしましょうか。 今日は「酔書」(でも,決して芸術的じゃあないよなぁ!)みたいになりましたが,皆さんは,良き6月をお迎え下さいね。 |