こうして購入したトークンを手にして,改札へ向かいます。 ところでこのトークン,窓口でも売られています。 この紙幣が使える便利な自動販売機にまだ慣れてないタイの人達は,
窓口でトークンを買っている人が多いようです。
編集部ではもう一つ,地下鉄の乗越運賃の精算をどうするのか? 体当たりチャレンジしてみました。 目的地より手前の駅までのトークンを買って地下鉄に乗り,「乗り越し」た駅で降りて出口の改札機に向かいます。
さて,どうなるかなぁ?
知らん顔して出口の改札機にトークンを入れようとすると…… なんと!トークン投入口が閉まり,ディスプレイに「窓口に行け!」というメッセージが出るのです。 コレは凄い。
実はこの黒いトークンには IC チップのようなものが埋め込まれているようで,入口,出口とも改札機は非接触で情報を認識します。 入口では改札機にトークンを翳せばゲートが開きます。
出口では投入口にトークンを入れる時に情報を認識し,規定の運賃が支払われていればそのままトークンを投入することができてゲートが開きます。 しかし,運賃が不足していれば投入口が閉まってトークンを投入することができず,
ディスプレイに「窓口に行け」と表示されるというわけです。
モタモタしていると,駅のガードマンがやってきて窓口に連れて行ってくれました。 不足分を手渡すと新しいトークンを貰って,これを再び出口の改札機に通すと晴れて「出所」できたというわけです。
これであなたも乗越精算に戸惑うことなく,自由自在に地下鉄を利用できますかな? 地下鉄をうまく活用して,バンコクライフをお楽しみ下さい。(2005年1月記)