September 2008

2008年9月8日(月)
マウス操作は右手?左手?
 先月末から、タイではバンコクの首相府周辺における現政権への反対派の一部過剰な活動に端を発し、全土で非常事態宣言が出され、5人以上が集まる集会が禁止されました。  過去に本サイトで クーデターを分析 した如く、今回の非常事態宣言に関しても、編集部で分析すべきところと重々承知はしておりますが・・・、やっぱ暫く彼地に行っていないので、 情報収集力や現地情勢の把握力が著しく低下しており、それが本サイトのアクセスカウンター増加の伸び悩みに直結しているんですねぇ(笑)。

 さて、パソコンをお使いになる時、多くの皆さんはマウスを使われることと思いますが、マウスは右手・左手のどちらで操作されますか? 別に「取り決め」をしている訳ではないのですが、 編集部では「筆記用具を持つ方の手は空けておく」という不文律により、左手で操作しています。 だからどうした?という訳ではないのですが、時々他人がパソコンを操作する時に、 マウスボタンが左右反転しているので、珍しがられることがよくあります。

 日本の文字は右手で書くように「設計」されていますので、編集部に居る左利きにも、文字だけは右で書くようにさせています。 従って電話で話す時も右手でメモがとれるように、 左側の耳で聞いて=左手で持って話すようにしています。

 最近は、かつてに較べると筆記用具で文字を書く機会もかなり減っているように感じますが、筆記用具を持つ手は空けておくという習慣は、何かにつけて役に立つのではないか?と、ず〜っと勝手に思っています。


2008年9月13日(土)
 今年も「9・11」が来ましたね。 大統領選も一時休戦、McCain 候補と Obama 候補は、揃って World Trade Center があった Ground Zero で7年目の追悼に参列しましたね。  このサイトでも、2004年のこの日 に在りし日の World Trade Center の思い出を綴っています。

ピーマンの丸焼き

 先日、チョイと山に籠もってバーベキューなんぞをやりました。 日頃の不健全な食生活を少しでも是正しよう(?)と、幾人かで集まって企んだものです。 今回は網焼きによるバーベキュー。  今まで深く考えたことは無かったのですが、鉄板でバーベキューをするところもあるそうで・・・。 これって、一種のローカル・ルールなのでしょうかねぇ?

 さて、バーベキューに集まった仲間の一人、北海道出身のエンジニア氏が「ピーマンの丸焼き」を提唱されました。 「ピーマンの丸焼き? それって美味しいの?」 他のメンバーは異口同音に質問をぶつけます。  百聞は「一食」に如かずじゃないけど、それじゃぁこの場で食べてみようと、早速調理実習をしてみました。 エンジニア氏の指導で、ピーマンを丸のまま網に載せます。 まずは横にして程よく転がし、少し焦げ目が付く程度に満遍なく焼きます。 次に写真のように「ヘタ」の部分を下にして、火の弱いところで暫く落ち着かせるとできあがり。

 件のエンジニア氏は、いつもの如くそのまま口に運び、ピーマンの味を堪能されています。 「甘くて美味しいですよ、中の種も全部食べられますよ。」と、旨そうな顔に誘われて「ピーマンの丸焼き」にチャレンジ!  尖った方から口に入れて噛み付いてみると・・・ほんのり甘くジューシー、これはなかなかオツな食感です。

 「ピーマンの丸焼き」、北海道では当たり前のメニューだそうで、これで寒い冬を乗り切っている(?)のだとか。 ピーマンそのものが嫌いな方は仕方がありませんが、我こそはと思う方は、ひと味違うピーマンに一度チャレンジあれ。


2008年9月14日(日)
バンコク行 バンコク・エアウェイズ PG819便 A-319(福岡空港で 2008年9月13日(土)撮影))

 暦の上では3連休ですが、中には稼ぎ時でお忙しい方もいらっしゃるのではないでしょうか? どうもお世話になり、有難うございます。

 この週末は福岡の本部で「会議」があるので、東京支社からも招集され、昨日から福岡に来ています。 昨日の朝の便で福岡に着いたのですが、着陸した機内から国際線ターミナルの方を見ると、何と!バンコク・エアウェイズの機材がまだ出発していないじゃないですか!  8月30日の日記 のとおり、10月からバンコク〜福岡線の運航が休止されるバンコク・エアウェイズの飛行機を、福岡で見ることは無いだろうと半ば諦めていたので、ラッキーでした。 恐らく少し遅れて出発するだろうから、 送迎デッキで暫く待っていれば、滑走路に出てくるところを撮影できるだろうと、到着ロビーから国内線ターミナルのデッキに直行。

 離陸便を見ていると、今日の滑走路は 16 を使っており(南向きに離着陸)、デッキに近いところが離陸する飛行機の「出発点」になります。 暫く待っていると、カラフルな機体が国際線ターミナルのゲートからバックして出てくるのが遠くに見えました。  離着陸便の順番を待って、いよいよ滑走路の北端に登場。 しかし出発が遅れているからか、誘導路から滑走路に乗っても「一旦停止」することなくエンジン出力を上げ、南の空へと飛び立っていきました。

 ということで、今日の写真は久しぶりの「タイねた」、福岡空港で撮影したバンコク・エアウェイズのカラフルな機体、A-319 バンコク行きでした。


2008年9月22日(月)
北京オリンピック開催を記念してタイで発売されたコーク缶(バンコク特派員提供)

 福岡市西区や千葉県東金市の事件など、世間ではこのところ暗いニュースばかりですね。 今日行われた自由民主党の総裁選挙では、福岡県出身の麻生太郎氏が選出されました。  まぁ、世間の話題は後々の記録程度にして・・・。

 今日はバンコク特派員から届いた、北京オリンピックの開催を記念してタイで発売されたコーク缶の写真をお届けします。 左のタイ文字は「Coke」の読みをタイ語で表記したモノです。  右側は、中華人民共和国で開催されるオリンピックに敬意を表して中国語表記ってところでしょうか? まぁ、だからどうしたって訳ではないのですが、 前回に続いてこのところでは珍しいタイねたということで・・・。 バンコク特派員さん、写真提供有難うございました。


2008年9月23日(火)
8番 Chuwit候補のポスター

 珍しく今日もタイねたが続きます。 先週、編集部東京支社の客員編集委員さんが、バンコクに行って種々取材をされてきましたので、その中からいくつかご紹介しましょう。

 なお、ここで紹介するのはあくまでも「バンコク都知事選挙〜タイの選挙戦の様子」であって,特定の政党や候補者への支持や投票を促すものではないことを予めお断りしておきます。

 今日の写真は、いささかコワもてのおじさんですが、これはバンコク都知事選挙の候補者のポスターです。 タイ王国の首都バンコクでは任期が4年の都知事が、都民の選挙で選ばれます。  任期満了に伴うバンコク都知事選挙は、9月1〜5日の候補者受付期間に始まり、現在、10月5日(日)の投票日に向けて選挙戦が繰り広げられています。 このところバンコクのあちこちでは、番号が書かれたこのようなポスターを見ることができますよね。

 今回の選挙には8人が立候補しているようで、22人もの候補者が熾烈な選挙戦を展開した前回ほどの賑わいはなさそうです。 まぁ、国政自体が不安定なこの時期の選挙なので、候補者の乱立を避けた節があるのかもしれません。

 大本命は前回の選挙で 91万票余りを獲得(2004年バンコク都知事選挙の結果は「バンコク都知事選結果発表」のページを参照)して初当選した Apirak候補(候補者番号5番)で、4年間の都政の手腕を評価され再選が有力と見られている模様。

 Apirak 候補の対抗馬は、前回選挙で得票数第3位の 33万票余りを獲得した、今日の写真で紹介している Chuwit候補(候補者番号8番)。 相変わらずの「お騒がせ」系のようですが、対抗馬としての貫禄は十分のようです。  他には、前回、候補者番号6番で出馬しながらも選挙運動に問題ありと判断され、候補者失格となった Leena候補も、今回懲りることなく出馬しているとのこと。

 さて、次期バンコク都知事の座を誰が射止めるのでしょうか? そして、タイの国政混迷のこの時期、都民の声はどのような投票率や得票数となって現れるのでしょうか? タイの選挙については、前回、2004年のバンコク都知事選挙の様子を取材した、 本サイトの「バンコク都知事選挙2004」のページをご覧下さい。


2008年9月28日(日)
バンコク BTS のエスカレーターの注意喚起

 昨日27日(土)の東京は、もはや涼しさを感じる秋らしい一日でした。 天気も良かったので、お出かけには絶好の土曜日だったのでは?

 今日も、編集部東京支社の客員編集委員さんが撮影してきたバンコクの様子をお伝えします。

 バンコクには、旅行者も利用しやすい交通機関として、BTS (Bangkok mass Transit System) という高架鉄道があります。 このBTSの駅は全て高架上、地上より高い部分にあるので、 エスカレーターが設置されています。 チョイと前にも日本で、エスカレーターにサンダルが挟まれて大ケガをした事故が相次ぎましたが、バンコクも同様。 日本だとサンダルを履くのは、 圧倒的に夏の時期が多いのですが、タイでは1年中サンダルでもOKですから、事故確率は上がる訳ですね。

 写真は「エスカレーターに乗る時はケガをする恐れがあるので、足元に気を付けて乗って下さい」という注意喚起の看板で、BTSの駅に置かれているモノです。 タイでも同様な事故が発生したのか、 日本の事故を受けて注意喚起しているのか、定かではありませんが、同じ失敗を起こさないように情報共有することは、事故の再発防止には効果があるでしょう。 なお、編集部には潤沢な予算が無いので、 この写真は携帯電話のデジタルカメラで撮影したので、少々「曇って」ますが、そこのところは寛大にご容赦下さいね。

 バンコクのBTSについては、本サイトの「BTSに乗ってみよう」のページに解説していますので、ご高覧下さい。