「タイってどんな国なんだろう?」 旅にせよ滞在にせよ,外国に初めて降り立つ時には彼地が「どんな」処なのだろうかと,多くの人が期待半分,不安半分の思いになるものだ。
初めてバンコクに降り立ったのは 2001年3月7日。 ムッとするような蒸し暑さと独特の空気の強烈な印象は,タイの地を初めて踏みしめた多くの人が幾多の書き物やウェブサイトに残しているが如く。
その地に長居することになるなんて微塵にも思わなかったのに,今となっては,あの独特の雰囲気は違和感なく懐かしい。
このページでは,3年以上に亘るバンコクを中心とするタイや周辺諸国での経験に基づき,筆者が感じたことを気ままに綴っていくことにしよう。 メインページのように統計や裏付けを取るつもりはない。
むしろ,理屈では表現できない微妙な部分なんぞを紹介していきたい。 それが故に,多分に筆者の主観的な表現になりがちかもしれないが,
それはそれで「そういう見方もあるんだ」として寛大に捉えて戴き,ここでの記述が某かでも皆さんのお役に立てば幸い。
それでは『東南アジア身勝手見聞録?』,表紙を開けることにしよう。