Europe Report 2.3 | ||
ケルンの駅にて | ||
ケルンはドイツ西部のルール工業地帯に位置し,ローマ時代からの古い歴史を誇る人口100万の文化都市です。 街を南北に走るライン川は, ケルンの駅のすぐ東側で鉄橋の下を潜っています。
ところで,オーデコロンはフランス語で "Eau de Cologne" と書きますが,実はこれ「ケルンの水」という意味。 ケルンはフランス語や英語では "Cologne"
と表記されます。 | ||
ケルンに行ったら必見の価値あり,と判ってはいたものの,今回は次の列車までの乗り換え時間が僅かに20分あまり。 来たからには写真だけでもと, 時計を気にしつつ,重い荷物を転がしながら,あっちに行ったり,こっちに来たりしながらファインダーに収まる場所をなんとか探し,やっとの思いでシャッターを押しました。 それにしてもあまりにもデカイので,間近の駅からは写しにくかったなぁ...。 | ||
列車を乗り換える際は,乗換駅で自分が次に乗る列車の発車時刻とプラットフォームを確認するといいでしょう。 黄色地の時刻表を見ると,発車時刻,列車番号,主な停車駅と到着時刻, 列車が入るプラットフォームなどの情報が記載してあります。 万一乗り遅れたりしても,目的地に行く次の列車を容易に探すことができます。 私が次に乗るEmmerich行きの列車は,15:36発で,プラットフォーム(Gleis:一番右に表示)は"1 D-E"でした。 プラットフォームの"1"は,日本と同様1番フォームを指し, "D-E"は日本で言えば「軒下番号札」のようなもので,1番フォームのどの辺りに列車が停止するかを示しているものです。 ある程度要領をつかめば, ドイツの鉄道の旅も日本と大差なく楽しめるでしょう。 | ||
また,ドイツは日本と同様,主要路線は,ほとんど電化されています。 従って,多くの列車が電車かまたは電気機関車に牽引される客車です。 さて,これからEmmerichまでの2時間は進路を北西にとり,ローカル線の鈍行列車の旅です。 オランダ国境に近いこの地域,どんな風景が待ち受けているでしょうか? |
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