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タイ語は必須か? | |
![]() しかし,地方に行くとなると話は違います。 日本でも都会から離れれば,外国人に対する環境がどう なっているか,現実を見て戴ければ判りますよね。 道路の標示や看板も英語表記はすっかり姿を消し,タイ語ばかり。 レストランや買い物に行っても,「現地語」以外は殆ど通用しません。 下手すりゃ,"おまえ,エイゴできるだろ! オマエが話せよ・・・"と「タライ回し」をされた挙げ句,英語ができるスタッフを捜し出すまで, えらいこと待たされたり・・・。(どっかの国と良く似てるなぁ・・・) また,バンコクでも本当のタイを経験したければ,やはりカタコトでもなんでも,タイ語は知ってるに越したことは ありません。 1食20バーツの美味しい焼き飯や,トゥクトゥクの値段を交渉して安く(というより,「地元」価格で) 乗り回したり,地元のTVや新聞で楽しいイベントや安売り情報を入手するなど・・・。 上の写真の美男美女(?!)の解説も,タイ語が判れば少しは楽しいでしょうなぁ。 バンコクではタクシーの運転手も,英語で会話ができることは稀です。 私は,こちらに来てすぐの頃に「バンコクは観光都市なんだから, タクシーの運転手は英語くらいは判るだろう・・・」と思ってました。 しかし,現実はドッコイ! 殆ど通じない(会話にならない)のです。 こちらの人に言わせれば「英語ができるんだったら,タクシーの運転手よりもいい仕事に就けるだろう!」 言われてみればそうですなぁ。 冷静に考えれば,日本でも同じですね。 勿論, 中には英語でのやりとりがちゃんとできるドライバーもいるでしょうけど,ほんの一握りと考えていいでしょう。 ただ,日本と決定的に違うことがひとつだけあります。 これまでこちらのいろいろな方々と接して, とりあえずは英語でコミュニケーションをとってみましたが,概して英語を聞き取る「耳」を持ってる人が多いこと。 こちらが話している英語は判るのですが,答えるための英語が話せないという感じの方が多いようです。 それでも, タイの人たちは誇りが高いのか,フランス人のようにタイ語で堂々と話そうとします。 こうなると,「マイ・カオチャイ」 (判らない)とタイ語で言うしか術が無くなるって訳ですね。 タイでのタイ語の必要性:結論は,「日本での日本語の必要性」と殆ど変わらないレベル・・・というところでしょうか。(2001年10月記) |
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