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タイ鉄道 〜 実践編:メークロン線道中記 その1 〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年4月25日の日曜日,バンコクで長く過ごしたアパートから引越した翌日,このサイトのタイ鉄道入門〜ソフト編〜のページを編集する時に「発見」したメークロン線の旅に挑戦してみました。
今回の旅はちょっとディープなものとなりましたので,日本語をよく知っている方に同行してもらいました。
このメークロン線の旅,Websiteであちこち探してみましたが,あまり多くは紹介されてないようです。 バンコク周辺では「究極」の鉄道の旅と言っても過言ではないでしょう。 これからこの路線に挑戦してみようという方に,
少しばかり役に立つ情報もお知らせしましょう。
まずは本邦初公開(?!),メークロン線の東線・西線連絡列車時刻表(2004年4月現在)です。 このメークロン線,ここ数年時刻はあまり変わってないようですが,不意の変更〜実は今回もコレに当たってしまった!〜もあるので,
事前にWongwianyai駅で運行ダイヤをチェックされることをお勧めします。 こちらに紹介しているとおりターチン川を挟んで東線と西線に分かれており,船に乗る必要がありますので西の果ての Maeklong まで行くのであれば,
乗り換えのタイミングが重要です。
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では,08:35 の Mahachai行に乗るべく,Wongwainyai駅に行きましょう。 ここへ行くには,BTSのシーロム線で西の終点の Saphan Taksin(タクシン橋)の1つ手前の Surasak駅で降り,タクシーを拾って行くのが最も手軽な方法。 終点まで行ってタクシーに乗ると,橋を渡るために引き返す必要があるので,
1つ手前の方が便利です。
「パイ・サタニィ・ロッファイ・ウォンウェンヤイ(Wonwainyai駅まで)」とタクシーの運転手に告げると「カップ(判りました)」の返事。 う〜ん,1発で通じるようになった! 3年もいれば少しは通じないと恥ずかしいですね。 日曜の朝なので渋滞もなく,チャオプラヤ川に架かるタクシン橋を渡って 10分ほどで Wongwainyai駅に到着。 え〜っ,ここが駅?って感じ。 駅前にはちゃんとタイ語で「Wonwainyai駅」という立て看板がある〜タイ語もカタコトでちっとばかりは読めるようになりました〜ので間違いない。 駅舎に書いてるのでなく,立て看板ってのが風流ですなぁ。 これがホントウに首都の一駅なの? 中に入っていくと,駅と言うより「市場」の雰囲気。 その中に列車時刻表と切符売り場がありました。 終点の Mahachai までは一人 10バーツ(=約30円)。 冷房無しとはいえ,これで1時間ほどのローカル列車の旅ができるのです。 なんだかワクワク。 同行の日本語の達人は朝食を摂ってなかったので,その辺の屋台でインスタント麺で作ったタイ風焼きそば,15バーツ(=約45円)也を買い込んで列車に乗ります。 暑くなりそうなので, 私も水を買い求めて Mahachai行きのディーゼルカーに乗り込みました。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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列車は疾走とはいえないまでも,延びた鉄路の上を着実に西進しています。 座席は硬いプラスティック,中国語で言う「硬座車」そのもの。 冷房はないものの天井に下がった扇風機も(珍しく?!)快調!
窓から吹き込む風も心地よく,連れの日本語達人氏もついウツラウツラ...。
列車の席は Wongwainyai駅を出る時から程良く埋まってましたが,駅に停まる毎にお客が少しずつ増えていきます。 でもタイ人から見る「外国人」は我々の他には居ない模様。 Mahachai駅に着く頃には座れないお客もかなりの数に。
まぁどこかの非常識的なラッシュに較べれば,冷房が無いことを差し引いてもこちらの方が遙かに快適です。 さて,この続きは次のページでご覧下さい。(2004年4月記)
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