Cambodia Report 3.2

改めてアンコールワット
−その1−

西参道脇から望むアンコールワット

 屠蘇の酔い心地に浸る間もなく,再びアンコールワットに踵を返します。 2003年の初日,乾季のこの時期は毎日が晴天です。  アンコールの遺跡群へは,暑さがやや和らぐ11月〜2月の乾季の頃がお勧め。 5月のゴールデンウィークの頃なんぞは,乾季の末期で1年でも一番暑い時期で, 最高気温が40℃を上回ることも珍しくありません。 それでなくても日本よりは暑いので,脱水症状や熱射病にならないよう十分な注意が必要です。

額入り絵画の如き西塔門から見る中央祠堂

 今朝ほど初日を見に来た西参道から再び境内へ。 両側に環濠が拡がる西参道は長さ200m弱で,アンコールワットの入口の西塔門へと続いています。 暗い西塔門に足を踏み入れると向こう側にアンコールワットの中央祠堂が眼に入り,まるで額に入った絵画の如き風景を味わえます。  実はこの西塔門は「人間用」で,この両側にはクメール王朝の御用乗り物用の「象の門」があるのです。

 いよいよ境内に入ります。 凄いですね〜,世界遺産ですよ! 狭い日本から来た我々は,このスケールの大きさに圧倒されてしまいました。  これからこのアンコールワットの境内を歩き回るので,それなりの覚悟も必要。 脱水症状に陥らないよう,シッカリ水も準備です。 境内に入るまでにいくつか露店があるので, 水は予め買い求めておくことをお勧めします。 カンボディアではUSドルが通用するので,無理に両替する必要はありません。 むしろ1ドルや5ドルなどの少額紙幣を準備しておく方が使い勝手がいいものです。 USドルで支払うと,現地通貨のカンボディア・リエル(こちらで紹介しています)でお釣りをくれるので,知らない間にカンボディア・リエルも貯まっていきます。 この時の交換レートは US$1=3800リエルでした。

 さぁ,それでは「おもしろタイリポート」ツアー,アンコールワットのウェブページの旅(笑)にご招待しましょう。

 アンコールワットの回廊の表記はいろいろあるようですが,このサイトでは中央祠堂に遠い方(外側)から,第一回廊,第二回廊,そして最も内側を第三回廊と表記します。



西塔門から見る境内
スケールがデカイ!

境内内側から見る西塔門(中央)と
左右の「象の門」


美しいレリーフが壁を覆う第一回廊


第一回廊 西塔門の美しいレリーフ


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