Cambodia Report 4.1 | |||||||||||||||||||
バンテアイ・スレイ −その1− | |||||||||||||||||||
今日はまず,アンコール遺跡群の郊外にあるバンテアイ・スレイに行きましょう。 この遺跡は,宿をとったシェムリアップの街から北に40km,車で1時間ほどの地にあります。 これから写真でご紹介するとおり,ここバンテアイ・スレイは,アンコールの遺跡群の中でも指折りの美しさを誇り,旅行者には人気があるところです。 東向きで朝日に映え, こじんまりした(=一度に沢山の観光客は入れない)この遺跡は,チョット早起きして朝の早い時間に訪れる方がいいようです。 バンテアイ・スレイとは,「女の砦」の意。 スレイが「女・女性」,バンテアイが「砦」の意味です。 ここは,王が建立したアンコール遺跡群の主要な寺院とは趣が異なり, ラージェンドラヴァルマン2世(944-968 のクメール王)の顧問として仕え,その後の王ジャヤヴァルマン5世(968-1000)の摂政を務めた王師ヤジュニャヴェラーハが,967年に建立したものです。 | |||||||||||||||||||
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さて,第一周壁の東塔門から「境内」に入っていきましょう。 フランスの大御所がその魅力に惹かれて文学の舞台にしたこの遺跡,「境内」にはどのような美しさが待っているのでしょうか,楽しみです。 |
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