Cambodia Report 4.7 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
アンコール・トム −その4:王宮前広場− | ||||||||||||||||||||||||||||||||
王宮敷地内には,石造りのピミアナカス寺院が残るのみですが,かつては木造の王宮がありました。 アンコールの遺跡群では気候の関係もあるのか,現在では木造の建築物は殆ど残っていません。 王宮を左に見ながら北に進むと,ライ王のテラスがあります。 このミステリアスなライ王の本物は,プノンペン国立博物館に保存してありますので,興味ある方は足を運んでみて下さい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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アンコールの遺跡には,当初仏教寺院として建立されたものの,その後の王がヒンドゥー教を信仰したことから,ヒンドゥー教寺院へと「改築」されたところが少なくありません。 「改築」されたとはいえ,それが必ずしも徹底されてなかった部分があり, 仏教とヒンドゥー教の融合や変遷について,建築様式,像やレリーフなどを目の当たりにしたことは,素晴らしい歴史や宗教の勉強になりました。 まだまだ行きたい遺跡があちこちにあるのですが,今回のアンコール遺跡巡りはここまで。 この後は,チャンパの軍が攻めてきたトンレサップの湖に,カンボディアの人々の生活の一面を見に行くことにしましょう。
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