July 2011 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月2日 (土) |
【7月〜今年も博多祇園山笠始動!】 さぁ7月。 博多の街では、博多祇園山笠が始まりました。 山笠期間は7月1〜15日。 巷では飾り山が公開され、商店街では山笠バーゲンセールが催されます。 今月はこの時期の博多の風物詩、各地の飾り山を少しずつ紹介しましょう。
一番手は、天神繁華街・新天町の飾り山九番山笠、表標題は六文銭の旗印を掲げる真田幸村を描いたもの。 西鉄天神駅の西側に拡がる商店街・新天町アーケードの中に飾られており、買い物の合間に涼を求めて(?)見るお客さんが多いところです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月3日 (日) |
【今年の飾り山:千代流+東流】 博多祇園山笠には2つの種類の山笠があります。 一つは、昨日から紹介している「飾り山」、そしてもう一つは人が担いで櫛田神社に奉納する「舁き山(かきやま)」です。 かつては、 豪華に飾った山笠を舁いて(=博多では山笠を担ぐことを「舁く(かく)」と言います)いましたが、街に電線や電話線が張られるようになると、絢爛に飾られた山笠は高すぎて街中を舁けなくなりました。 そこで、豪華に飾った展示専用の「飾り山」と、街中を走る「舁き山」に分かれるようになったのです。 今では7つの舁き山と、13の飾り山があり、7月1〜15日の山笠期間中に街の至るところで見ることができます。 これとは別に、博多祇園山笠を奉納する櫛田神社には「番外」の飾り山がありますが、 この櫛田神社の飾り山は年中見ることができます。 また、13の飾り山の中で唯一、「上川端通」の豪華絢爛な飾り山は、雄壮な舁き山に混じって街を走り、櫛田神社に奉納されます。 今日は、共に舁き山を持つ「千代流」と「東流」の飾り山を紹介しましょう。
千代流は今年の二番山。 ここの飾り山は、博多祇園山笠のエリアで最も東に置かれています。 千代流は舁き山でも定評があり、15日の追い山では毎年のように速い記録を出しています。 博多祇園山笠は、毎年山の番号が一つずつ繰り上がるルールなので、今年の二番山の千代流は、来年は一番山になるのです。
東流の飾り山は博多駅から海の方に伸びる大博通の脇に置かれているので、博多駅からサンパレスなどに行く方は、途中の右手に見ることができます。 東流の舁き山も、例年、結構な記録を出しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月5日 (火) |
【飾り山:中洲流+上川端通と土居流の舁き山】 週末だけの書き込みでは追いつきそうにないので、今日は、舁き山を持つ「中洲流」と、走る飾り山の異名を持つ「上川端通」、そして川端通商店街に置かれている「土居流」の舁き山を紹介しましょう。
西日本有数の歓楽街:中洲。 やや北寄りの場所に中洲流の飾り山が置かれています。 ここでは昼間の写真を紹介しますが、やっぱ中洲は夜の方が栄えますね・・・。
上川端通の飾り山は、八番山として舁き山の最後に櫛田神社に奉納されます。 勿論、15日の追い山でも、最後の 05:30 に櫛田神社の前をスタートです。 この飾り山は、年が変わっても山笠の番号が変わることなく、 このところはずっと「八番山」の地位を守っています。 街を走る時は少しだけ高さが高くなり、雄壮かつ絢爛な「仕掛け」も準備されており、追い山では一見の価値があります。
これまで紹介してきた「飾り山」よりも、かなりチビな山、これが舁き山です。 舁き山は一番〜七番まであり、土居流は今年の四番山笠。 川端通商店街の半ばに置かれているので、比較的見易い舁き山です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月6日 (水) |
【十番〜十二番の飾り山】 今日は、十番山の「博多リバレイン」と、十一番山「天神一丁目」、そして十二番山の「渡辺通一丁目」の飾り山を紹介しましょう。
博多の舞台、博多座に近い明治通り沿いに飾られています。 15日の追い山の終点:山止めに最も近い飾り山です。
天神の南の方にある百貨店の「中庭」に飾られている山です。 結構人が集まるところで、多くの人が流麗な山を楽しんでいました。
天神から渡辺通経由で博多駅に行く途中の左側に飾られています。 比較的「穴場」なところなので、ユックリ見ることができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月7日 (木) |
【福岡ドームとJR博多駅の飾り山】 今日は七夕。 福岡では空を雲が覆って、残念ながら天の川を見ることができませんでした。 昨日に引き続き、福岡ドームと、この3月にオープンしたJR博多駅の飾り山をご紹介しましょう。
福岡ドームといえば、ここを本拠地にしている福岡ソフトバンク・ホークスですね。 飾り山の表(おもて=正面のこと)標題は、 目下パリーグ・ペナントレース1位のソフトバンク・ホークスをテーマにした「鷹昇快進撃(たかのぼるかいしんげき)」です。
JR博多駅は老若男女、多くの人々が行き交うので、見送り(みおくり=山笠の後ろ側)は子供向けのテーマにしたようです。 ここ数日の飾り山のタイトルと見ていると、全てのタイトルの文字数が奇数であることにお気づきでしょうか。 これは、博多祇園山笠の古くからのしきたりとのことです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月10日 (日) |
【十五番〜十七番の飾り山】 昨日今日、この週末も暑い福岡でした。 北部九州も遂に「梅雨明けとみられる」宣言が出され、いよいよ夏本番です。 今日は博多の街に置かれている残り3つの飾り山をご紹介しましょう。
中洲からほど近いショッピングエリアのキャナルシティにも飾り山が置かれています。 表は信玄・謙信の川中島の合戦を描いたものです。
毎年、NHKの大河ドラマが飾り山の題材に使われますが、今年はここ、十六番山笠:川端中央街に「江」が登場しました。 この飾り山は、 「走る飾り山」として名高い八番山笠:上川端通と同じ川端通商店街に設置してあります。
今年の十七番山笠は、天神にあるソラリアの中に置かれている飾り山です。 見送りは、十三番山笠:福岡ドームの表の「向こうを張って(?)」ライオンズが題材ですが、 このライオンズは勿論、福岡に縁がある「西鉄ライオンズ」です! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月11日 (月) |
【博多総鎮守・櫛田神社の番外飾り山】
7月も10日を過ぎ、博多の街でも舁き山が動き出しました。 昨日、10日の「練習」である流舁きでスタート。 これから 15日早朝の追い山まで毎日のように山を舁いて、徐々にムードをアップしていきます。 博多の街にある飾り山のご紹介が終わったこのページでも、博多祇園山笠を奉納する博多総鎮守・櫛田神社に舞台を移して、追い山へのイメージアップといきましょうか。 歓楽街の中洲の東、川端通商店街の南の端、キャナルシティへの専用歩道が始まるところにある櫛田神社には、「番外」の飾り山が置かれています。 博多の街の飾り山は 7月14日限りで見られなくなりますが、 ここ櫛田神社の飾り山は年中見ることができますよ。
博多祇園山笠を代表する飾り山です。 表は関ヶ原の戦いにおける徳川秀忠と真田昌幸・幸村親子の戦いを、見送りは日本神話にある天の岩戸に籠もった天照大神を表に出そうとする場面を描いたもの。
櫛田神社を取材に行った日は境内の特等席、清道の周りの桟敷席が既にできあがっていたので、チョッと昇って特等席気分を味わってきました。 舁き山が向こうから入ってきて、 清道の周りを右回りで走る姿が、こんな感じで見えるんですねぇ・・・。 いやぁ、追い山ををこの席から見たいものです! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月17日 (日) |
【平成23年度博多祇園山笠総括】 博多の街に夏を告げる博多祇園山笠、今年も 15日(金)4:59 に今年の一番山:西流の櫛田入りからスタート、8つの山の奉納が無事に終わりました。 いささか旧聞ではありますが、今年の追い山の記録です。
毎年一番山が櫛田入りで唄う「博多祝い唄(祝いめでた)」は、何度見ても感動モノです。 今年も残念ながらテレビでの「観戦」でしたが、カレンダーによると来年は日曜日になるので、久し振りに体感しに行ってみようかな? 今年の山笠も終わり、博多の街には、いよいよ本格的な夏がやってきます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月18日 (月・祝) 海の日 |
【第39回日本の書展@福岡アジア美術館】 暦の上では3連休だったこの週末、皆さんは如何お過ごしでしたか? 台風が近づく福岡は、断続的に風雨が強くなっています。 明日の出勤時は大丈夫かなぁ?
今日は、福岡アジア美術館で開催されている「第39回日本の書展・九州展」を見に行きました。 「日本の書展」を見に行くのは、何と 2006年の第34回@福岡県立美術館 以来5年ぶり。 今回の九州展は、天神にほど近い中洲川端にある福岡アジア美術館での開催でした。 まぁ画でも写真でも、美術作品は人によって「好き嫌い」があるのですが、今回は伊藤天游氏の「暁鶯啼遠林」や芽原南龍氏の「聴無聲視無形」、山口耕雲氏の五言絶句作品など、軸作品が好きな作品として残りました。 11日(月)の日記までの博多祇園山笠の飾り山といい、今月の当編集部は和の文化月間のようです(笑)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月24日 (日) |
【アナログTV放送終了+JR博多駅探訪】 東北地方の一部の地域を除いて、地上+衛星のアナログテレビ放送は、本日の12:00で終了、各局の電波も本日24:00までに停波することになっています。 1953(昭和28)年2月1日に、NHK がテレビの本放送を開始して以来 58年、技術の進歩に伴ってアナログからデジタルへ移行しました。 今日の「NISSAN あ、安部礼司」では、アナログ人間の撲滅をテーマにしている(笑)ようですが、 やっぱりアナログじゃないと人間味はありませんよね・・・。
今日は、JR博多駅 に行ってみました。 主目的は買い物だったのですが、予定よりも早く終わったので、新駅:JR HAKATA CITY の屋上に上がってみました。 上の写真は、屋上展望台から西方向を「パノラマ」撮影したものです。 ご覧のとおり博多駅から見える範囲では、ビルの高さが概ね同じで、頭が綺麗に揃っている感じです。 これは空港が近いため、航空法により建造物の高さ制限が適用されているからです。 来月1日には、福岡市内の大濠公園(上の写真で中央部の茶色のビルの向こう側辺り)で恒例の花火大会がありますが、ここからだったら見えるかも・・・・。 当日は賑わうのかなぁ? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月30日 (土) |
【今夏の茄子@編集部付属大農場】
編集部付属の広大な農場(笑)では、いくつかの野菜を栽培していますが、このところは茄子の生育が良く、そろそろ食べ頃になっています。 夏野菜は食欲減退気味の身体に潤いをもたらしますよね。 さて、焼き茄子か? 味噌炒めか・・・? そのうち食卓に登場することになるでしょう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年 7月31日 (日) |
【福岡市内の手軽なビーチ】
今日は陽が傾き始めた頃から、市内のビーチ方面に行ってみました。 福岡タワーがある百道(ももち)一帯は、人工ではありますが、ちょっとしたビーチがあります。 駐車場もあり、またバスの便もいいので、 暑さ凌ぎのにわか水浴びには最適です。 まぁ、今日は福岡ドームでホークス vs ファイターズのデーゲームがあったので、少しばかり車も渋滞してましたが・・・。 陽が傾いても、多くの家族連れやカップルなどが海水浴を楽しんでいました。 また、ホークスはファイターズに3連勝したので、今日はご機嫌な福岡です。 |