September 2003

2003年9月1日(月)

9月1日の虹
 日本では今日は防災記念日。 竹内まりやか,Earth Wind and Fire の "September" の月になりました。 このところ, 毎日のようにこの日記を書いてますが,心配しないで下さい。 もうそのうち「サボリモード」になりますので。

 虹の向こぅが 晴れなのか〜しらどうか判りませんが,昔こんな曲がありましたねぇ,知ってますか? (これで歳がバレるんだなぁ!) 今日は明るいウチに職場を後にしましたが,帰る前にひと雨降りました。  で,日が沈まんとする,その時に見たのがこの光景。 「通り雨 虹は東に 陽は西に」 季語がないので川柳になってしまいましたが,まさにそんな感じでした。 車から撮影したのですが,もう辺りがかなり暗く, シャッタースピードが遅かったので手前はちょっとボケた感じになりました,ご容赦下さい。 何だか久しぶりに心洗われた気分になった本日でありました。


2003年9月6日(土)

 今日は久しぶりに写真なしです。 まぁ,ちょっとネタ不足というのも否めませんが(笑)。

 こちらに来て2年が過ぎました。 今やインターネットは海外でも必須のアイテム! こうやって Web Page を自由に更新できるのも, インターネットの恩恵です。 幸いにバンコクはインターネット環境は整備されていて,日本や韓国ほどの高速回線は普及していないものの, DSL 常時接続は可能です。 テレビや新聞で日本の情報も入手は可能ですが,リアルタイムにはインターネットが最適です。 ところが, こちらに来てあちこちの Web Site を覗いているうちに,日本では気づかないことに気づきました。 なんだと思いますか?

 企業系の Web Site では,問い合わせやアンケートフォームが準備されているのは,皆さんご存知のことと思います。 そうです,そこなのです。  そのフォーム,思い出してみて下さい。 あなたが海外に住んでいることを想定して入力してみて下さい,如何ですか?

 入力必須項目は郵便番号,それもご丁寧に上3桁と下4桁が分かれています。 次に電話番号,国際電話を示す場合, 一般的に "+" という記号を使う〜例えば東京の 03-1234-5678 であれば,+81-3-1234-5678 (81は日本の国コード番号)と示す〜のですが,この "+" が入力できない。  また,住所は県名の選択肢があっても,北海道から沖縄まで。 気が利いたところは,沖縄の次に「海外」があります。 こういうところは『合格』。 極めつけは, この住所入力が「全角文字」指定であり,駄目押しには入力文字数に上限があること。 どうしますか?

 これまで,そういうサイトに出会うたびに「海外からの入力を想定したフォームとする」ことを要求するメイルを何度となく出してきました。  どれほどの企業がそれに応じたかどうか追跡はしていませんが,こういう事実を考えるに,ページ制作者の了見の狭さを垣間見る思いです。 確かに, 日本語のページであれば,その9割以上は日本国内からのアクセスでしょう,それは否定しません。 しかし,インターネットというメディアの性質上, 海外からのアクセスも可能だし,海外在住の日本人にとって,日本語でリアルタイムに見聞きできるページには飢えているのも,また否めない事実なのです。

 アクセスが乏しいこのページに私がこういうことを書いたところで,飛躍的に改善されるとは思いもしませんが,このページをご高覧戴くアナタが, このような海外在住者の不満を頭の片隅にチョットばかり置いて戴き,何らかでも上記のようなフォームに出会った時には,改善を求めて戴ければ,海外に住む私にとってこの上ない至上の喜びです。 ご協力,切にお願いいたします。


2003年9月9日(火)


バンコクで観測した月に「大接近」の火星(右)
 8月27日の日記の続きじゃあ〜りませんが,今日は火星が月に最も接近して観測できる日だと報道されています。 仕事の帰りに外を見たら結構雲がかかっていたので, 「見れないかなぁ〜?」と半ば諦めていました。

 食事を済ませてふと外を見ると,ナント,月と火星が見えているじゃぁあ〜りませんか! それならと,先日同様三脚とカメラを取り出して撮影開始。 いろいろと設定を変えながら撮っていきますが,なかなか上手く撮れず。  そうこうしているうちに,雲に隠れてしまった。

 雲が流れていくまで暫く待って,再び撮影開始。 で,やっと撮れたのがこの写真です。 如何でしょう,日本と見え方が違うのかな?


2003年9月12日(金)


10月の APEC を前に,こういう看板が出現

 雨季もそろそろ後半。 テレビや新聞の報道では,北部や南東部では洪水に見舞われているところもあるとか。 まぁ,この時期の「恒例行事」ではありますが,大陸では数百キロ離れた北部の雨水が, 数か月を経てチャオプラヤの川を下ってくるのです。 雨季の末期には,バンコクでは雨が降らなくても洪水になることさえあります。 さて,今年はどうかな?

 トップページを丹念にご覧のアナタは,もうお気づきと思いますが,アクセスカウンタが 2000 を超えそう(もう超えちゃったんじゃないかな?)です。  2003年4月21日(推定)に 1000ヒットを超えて以来,苦節5か月弱。 皆様のご愛顧に感謝します。 次の 3000 アクセスに向けて, 鋭意(ホントかいな?)ページを更新していくつもり〜あくまでも「予定」!〜ですので,今後ともお引き立てのほど,よろしくお願い致します。


2003年9月16日(火)


タイ中部バンコク南西のペッブリー県の車のナンバー
 先日の書き込みのとおり,12日にアクセスカウンタが 2000 を超えました。 さて,次の 3000 に到達するのはいつかな?

 このアクセスカウンタ 2000 ヒットと時を同じくして,「車のナンバープレートを分析」のページに興味を持たれた熱心な読者の方からメイルを戴きました。  タイの車のナンバープレートの大きさを知りたいという内容です。 そうか,プレートの記載事項は推測ででも系統立てて説明しましたが,肝心の大きさを紹介してませんでしたね。  取り急ぎ,最寄りの車のナンバープレートの大きさを測定し,他に「変化球」があれば逐次紹介していきましょう。

 こうしてメイルを戴くと,新たなネタのキッカケになりますので励みになります。 どうも有り難うございました。


2003年9月20日(土)


バンサイのアート&クラフトセンター点描(左)とアユッティヤー郊外のスリヨータイの象(右)

 今日は久しぶりに(でもないかな?)バンコク近郊に遠出。 その辺のガイドブックには載っていない2か所に行って来ました。

 まずはバンコク北方,かの有名なアユッティヤーの南のバンサイという地にある Royal Art & Craft Center です。 ここは,タイの工芸品の製作技術を磨き,伝えていくことを目的に, 現国王の王妃であるシリキット王妃の支援により設立されたプロジェクトで,チャオプラヤ川に面した広大な敷地に木工,金属加工,ガラス細工をはじめ,数々の工房が並んでいます。  造られた作品は展示館に飾られ,一部は販売もされています。 また,敷地内には水族館や鳥類センターなどのミニ動物園や,工芸に密着したタイの伝統的な生活の様子を伝える工芸村があり, それぞれをトロッコのような連結バスが結んでいます。 しかも,ここは鳥類センター(大人10バーツ,子供5バーツ)を除いて全て無料なのです!  水上レストラン(旅行者向け?)やフードコート式のキャンティーン(滞在者向け?:5人で140バーツ!)もあり,1日ゆっくり過ごせますよ。

 もう1か所は,アユッティヤー北西郊外のスリヨータイ記念公園みたいなところ〜どこにも解説がないので,判らないが1995年にできたものらしい〜です。 ここも広大な敷地の中にスリヨータイの「象」が, 堂々と君臨しています。 この象は西を向いているので,行くんだったら夕刻(15時以降)がいいかも。

 バンコク近郊に「穴場」を見つけた気分で,今日は快適な1日でした。


2003年9月21日(日)


今日と明日は BTS 10バーツ均一!
 9月は絶好調! もうこの日記は9月に入って7回目ですよ。 どうしたことか?

 さて,バンコクでは今日と明日,BTS が 10バーツ均一料金の出血大サービスです。 この企画,明日の22日(月)は車に乗らない日にしよう!という企画の一環なのです。  10月の APEC を前に交通渋滞を如何に緩和するか,そろそろ考え始めたのでしょうか? 実は APEC の期間中,バンコクの公務員と学校は全て休みにするとか。  でもねぇ,こんなその場凌ぎじゃなくって,BTS の料金体系(バスの3〜10倍!)を考え直すとか,交通信号を総合制御にする(現状は交差点毎のワンポイント制御)とか, 長い眼で見た抜本対策が必要なのでは?と思うのは私だけでしょうか?

 我が家はこの「出血大サービス」に乗じて,今日はチャオプラヤエクスプレスの取材に行きました。 いつもは 40バーツのサパンタクシンまでが今日は 10バーツ,人口5人(1人は無料だが)の我が家は,通常 160バーツのところが今日は 40バーツ!  お陰で「バンコクの水上交通を楽しむ」のページを上げることができました。 ご高覧あれ!