November 2003

2003年11月7日(金)

ラマ5世が過ごしたヴィマンメーク宮殿
(バンコク市内)

 ここ数日,というより10月下旬から雨らしい雨が降ってません。 どこかの国の気象庁ではありませんが,どうやら今年の雨季は明けたものと見られます。  今年は去年ほど雨は多くなかったようで,バンコク市内を流れるチャオプラヤ川の水位も昨年のように上がりませんでした。

 先月もそうでしたが,このところ月初めのエンジンの掛かりが悪く(笑),この「おもしろタイ日記」の月最初の日付が2桁に近い状態が続いています。  しかし,書き込みの回数(だけ?)は既に昨年のレベルに達しているようです。

 北日本では早くも雪の便りが舞い込んでいるようですね。 今冬の日本は寒いのでしょうか? 季節の変わり目,三寒四温,ご自愛下さい。


2003年11月9日(日)


タイで最も重要なお祭り
ロイカトーンで流すカトーン

 この週末は,バンコクの多くの日本人家族では「大変」だったことでしょう。 昨日8日(土)は,タイで最も重要なお祭りの一つであるロイカトーンの日でした。  このお祭りの解説はこちらをご覧下さい。 昨年(2002年)は11月19日でしたが,今年の満月は昨日だったわけです。

 タイではこのロイカトーンが雨季明けを告げると言われていますが,どうやらそのとおりで雨がピタッと降らなくなり,朝は少しばかり涼しいものの,もうタイの「冬」が近いというのに昼間は雨季の頃より暑い日が続いています。  昨年に較べると雨季の雨が少なかったようで,ここ数日のこの暑さは地面に十分な水分が蓄えられてないからじゃないかなぁ... と一人勝手に想像していますが。

 で,今日は日本人学校の運動会で,この様子も昨年こちらにアップしたとおりでした。 今年は2番目の'96製トンピン娘が1年生になりましたので, 去年よりは少しばかり「取材活動」に労力を費やしました。 「今年の運動会は今までで一番暑いねぇ。」という声も聞かれましたので,一人で勝手に想像していることはマンザラでもなさそうです。

 ということで,あれこれ忙しかっただろう日本人家族が多かったバンコクの週末でした。


2003年11月22日(土)


バンコクの北東 250km にあるピマーイの遺跡

 先週末は昨年に引き続き,今年もスリンの象祭りに行きました。 実は昨年は,'99年製ワガママ娘が発熱したため,家族みんなで行けなかったのです。  この象祭りの解説はこちらをご覧下さい。 象祭りの帰りには,タイ中部のピマーイの遺跡を見てきました。 これでタイ中部の遺跡群は殆ど「制覇」, 残りはスコータイくらいかな? と,ここ数日は昨年の「二番煎じ」で,『昨年の日記や関連のページを見て下さい』と,サボリ気味の日記です(笑)。

 実は週明けから喉が痛くなり,水曜(19日)の夕方には発熱,このため木曜日(20日)は仕事を休んでおとなしくしていました。 金曜日(21日)にはどうやら熱は下がりましたが, 喉の痛みはまだ残っています。 これに合わせるかのように,Window Me を載せたパソコンも不調を訴えているため,今日は OS の再インストールをやっていました。  この週末はおとなしくしておきます。


2003年11月28日(金)


期間限定で出回っている(?)
ビアシンの APEC バージョン

 早いですねぇ,もう今年も残り1か月ですよ。 と,毎年この時期になると,飽きもせずに同じ「台詞」を繰り返すんですよねぇ。  日本近傍では,何でも今のこの時期に台風21号なんぞが徘徊しているとか...。 やっぱ異常気象なんでしょうかねぇ。

 ところで,26日にバンコク市内で日本の航空会社の女性客室乗務員が,タクシーの運転手に拳銃で撃たれ(地元紙では「刃物のようなもので刺された」という初期報道もあり), 重傷を負ったとのことでした。 この話は,知り合いで旦那さんがタイ人の日本人の方から最初に聞いたもので,その後職場のタイ人に地元紙を見せて貰いました。 幸いにも, 命には別状は無く,快方に向かっているとのこと。

 日本語ニュースの某サイトでは,通信社配信のニュースで事件発生日が「26日未明」と報道していますが,地元紙では「市内のショッピングセンターからの買い物帰りの夜8時頃」と報じられており, 報道内容に温度差があります。 買い物帰りであれば「未明」というのは考えにくいと思うのですが,どちらも「ウラ」をとっているのかな? といささか報道内容に疑問が残りました。

 まぁ,タイの新聞の場合(日本でも時々ありますけど...)同じ記事でも,新聞によって記述が全然違うなんてことは日常茶飯事ですから,記事の信頼度は「そんなもん」ではありますけど。

 おっと,新聞の評論をしてる場合じゃない。 世界どこに行ってもそうですが,タクシーの運転手の中にも少数でしょうけど「悪いヤツ」はいます。 誰でも犯罪に巻き込まれる可能性がありますし, 特に女性の単独行動は危険の度合いが増すものです。 安全は自らが確保するもの,日々の生活行動を今一度反省する事件でした。