September 2007 | |||
2007年9月1日(土) | |||
9月になって・・・という訳ではないのですが、東京は先週頃から過ごしやすくなりました。 昼間の最高気温も30℃を下回る日が出始め、
日が暮れると蝉の声もしなくなり、主役は秋の虫の音に変わりつつあります。 昨夜は久し振りに会った友人と、夜遅くまで呑んでました。 縁は奇なもので、こちらの住まいがその友人の実家のすぐ近く。 彼も仕事が忙しいので、 なかなか時間が合わなかったのですが、彼の「地元」、お互い歩いて帰れる範囲なので、ユックリ話ができました。 彼の「地元」故、いろいろと紹介してもらいました。 福岡の中洲では、日付が変わっても臆することなくジックリ呑んでいたのですが、こちらの宴会では、概して22時頃にお開きになるケースが多いようで・・・。 観察していると、東京から関東各県に帰らなければならないので、終電が早いからというのがその理由の模様。 福岡の編集本部は中洲からだったら、 タクシーで\2,000程度でしたが、こちらではちょっと距離があれば、タクシー代が数千円になるようです。 昨夜は時計の短針が12時を回っても、福岡感覚で構えてまして、まぁそのお陰で今日の前半は横になってましたけど・・・。 明日はどのように時間を過ごそうかな。 テレビドラマでお馴染みの「東都テレビ」、「毎朝新聞」の本社や、警視庁の七曲署なんかを血ナマコになって探してみようかなぁ・・・。 | |||
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2007年9月2日(日) | |||
今日は知人に誘われて東京ドームへ。 巨人戦はやってませんでしたが、都市対抗野球で盛り上がってました。 某市の代表チームを応援に行ったのですが、 プロ野球じゃなかったので一概には比較できないのかもしれませんが、福岡の Yahoo JAPAN ドームとは違った雰囲気でしたね。 知人の話では、ビールを売ってる女性の帽子の被り方や、 ちょっとした仕草などが違うそうな。 こちらは応援で精一杯。 福岡ソフトバンクの応援では、試合の流れに伴った応援でしたが、都市対抗野球は違いますねぇ。 試合の流れなんか関係なしに、ひたすら応援するのみ! 時々「社歌」や「某社応援歌」なども流れるのですが、門外漢の強化応援者にとっては少しばかり意外でした。 お陰さまで応援したチームは勝利を収めることができ、スタンドも盛況で試合を終えることができました。 こちらでは、ドームに行く理由はプロ野球ばかりではないようです。 | |||
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2007年9月9日(日) | |||
9月になって、暑さが幾分和らいでいます。 東京では、先週の木〜金曜日に台風9号が襲来しました。 風雨が激しい時間帯が夜中だったこともあって、金曜日の朝は平常どおり通勤できましたが、
被害が出たり、交通機関に影響を受けたエリアもあったようです。 お見舞い申し上げます。 関東での台風は初めて経験しましたが、人口密度が高いだけに、九州では「大したことない」ような台風でも、及ぼす影響は大きいようです。 23区内を網の目のように走る地下鉄も、地上を走る区間がある路線や、 JRや私鉄と相互乗り入れをしている路線では、運転見合わせやダイヤの乱れなどの影響がありました。 今年は9月でも台風の数字が一桁、例年に比べて発生個数が少ないですね。 台風去って、秋に向かって涼しくなっていくことでしょう。 朝夕は薄手の長袖が必要になる頃かな・・・・。 季節の変わり目、夏バテの影響が出てくるのもこの時期。 皆さんご自愛下さい。 | |||
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2007年9月15日(土) | |||
今日は、東京の住まいの近辺をウロチョロしていたところ、セルフのガソリンスタンドを見つけました。 そこに掲げられているガソリンの価格が今日の写真です。 このサイトでは、バンコクのガソリンスタンドの価格の推移を 2002年10月 の調査開始から、バンコクを離れる 2004年12月 まで、 克明に(?)リポートしてきました。 確かに単なる為替レート換算の額面では、タイの方がガソリン代は安かったのですが、価値換算(例えば昼の1食分の価格を基準に、ガソリン代がその何倍か?)をすると、タイのガソリン代は高価なものでした。 編集部には、東京支局は勿論ですが、福岡の本局にも残念ながら予算不足のため(笑)、車がありません。 そのため、世間のガソリン価格の推移には疎かったのですが、今日、この価格を見てビックリ! US$1(昨日時点で US$1=\115.36)よりも遙かに高いじゃないですか。 セルフのスタンドでこの価格ですから、 「普通」のスタンドならもっと高いことでしょう。 東京のタクシーでは、殊に個人タクシーにガソリン車が多いようなので、運転手さんもダメージが大きいでしょうねぇ。 原油市場の価格も1バレル US$80 を超えたと報道されていますねぇ。 そろそろ省エネやガソリン消費を抑えることを考え始めないと、 異常気象の如く、世の中の回り方が変わってしまうのではないでしょうか。 | |||
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2007年9月16日(日) | |||
いやぁ、スゴいですねぇ。 東京都庁の上の展望台に上がるために、ある程度並ばなければならないことは覚悟してました。 今日は列の最後尾に並んでエレベータに乗るまでの時間は、15分くらいだったかな。 そこで驚いたのは、 展望台に上がるべく並んでいる面々。 どんなに耳をダンボにしても、日本語が聞こえない。 聞こえてくるのは、中国語(北京官語?)、ハングル、ヨーロッパ方面のドイツ語〜東ヨーロッパ系の言葉ばかり。 今日はタイ語は聞こえなかったな(笑)。 今や東京都庁は、東京の、いや日本の観光名所になってるんですねぇ。 そうは言っても編集部がバンコクにある頃は、バイヨークタワー2を取材に行ってました からね。 日本語以外で作成されている「おもしろ日本リポート」なんてサイトがあれば、東京都庁に登頂! なんてページがあるのかもしれませんねぇ。 ところで今日の午後、タイのプーケットの空港で、日本時間の18時頃(現地時間では16時頃)に、タイの Orient Thai 航空系列のディスカウント航空会社:One-To-Go が運行するバンコク・ドンムアン空港発の旅客機(MD-82型機)が、 着陸に失敗して炎上した模様です。 この旅客機には、130名(Bangkok Post のサイトでは 128名)が搭乗していましたが、本日の日本時間23時現在、タイの英字紙: Bangkok Post や Nation のサイトによると、 少なくとも74人(Bangkok Post のサイトでは 88人)の遺体が確認されていると報じられています。 また、事故当時プーケット空港は悪天候だったことや、着陸直後に機体の車輪に異常が生じたことなどが報じられていますが、詳細は不明です。
【追記】 9月17日の夕刻の報道では、結果的に91人の方が犠牲になったとのことです。 | |||
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2007年9月22日(土) | |||
ノラリクラリと過ごしている編集部ですが、先日、東京支局にビッグ・ニュースが飛び込んできました。 2004年にタイでヒットしたラブストーリー、映画 "the Letter"(邦題「レター 僕を忘れないで」)が日本初上陸! この10月13日から新宿での公開に先立ち、このサイトで紹介して戴きたいという依頼です。 いやぁ、この拙作弱小サイトに、映画の日本配給と宣伝を担当される太秦の担当の方から、いろいろな資料と共に直接メイルがあるなんて・・・光栄の至りであります。 早速、本サイト・メインページの タイの映画事情 で培った実力(笑)を駆使して、今回のご依頼に応えるべく新たなページを作成中。 いつものように、アテにせずご期待下さい。 | |||
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2007年9月27日(木) | |||
こうして漸くアップした微力作が、遂に日本で公開! タイ映画「レター」のページです。 トクとご高覧下さい。 この映画は、韓国映画「手紙」(1997年公開)のリメイク版、まぁ黒澤明の「七人の侍」(1954年公開)を、後にジョン・スタージェスが「荒野の七人」(1960年公開)としてリメイクしたような感じでしょうか。 いや、ちょっと違うかな? 蛇足ですが、タイ映画の「七人のマッハ!!!!!!!」(2004年公開)も、少なからず「七人の侍」の影響を受けている模様です。 閑話休題、今日は「レター」が公開される新宿の K's Cinema に行って、前売券を購入してきました。 オマケとして、VCD のパッケージのような絵ハガキを戴きました。 K's Cinema はJR新宿駅東口からほど近い、キャパシティ84席の小さな劇場です。 どうやら女性客に重点を置いたシアターのようで、オヂさん独りで入るには、チョイと勇気が要るかも・・・。 残念ながら公開初日の10月13日(土)に行くことはできませんが、是非ともこの映画を見に行って、涙腺の掃除をしてこようと思っています。 ところで、タイの西隣・ミャンマーでは、僧侶のデモに対して軍が実力行使に出ているようで、取材をしていた日本人カメラマンが衝突に巻き込まれて死亡の模様と報道されています。 2003年1月に当時の首都ヤンゴンを訪れた 時には、平和で落ち着いた街だったのですが・・・。 流血の事態になったことは残念なことです。 | |||
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2007年9月30日(日) | |||
東京は、美術館や博物館がヤマほどあるので、あれもこれも「真面目」に見る時間はとても無いし、財布にも余裕がありません。 そんな中、今日は東京駅近くの出光美術館に仙高ウんの禅画を見に行ってきました。 仙高ウん(1750-1837)は美濃の生まれ、寛政元年(1789)〜文化8年(1811)に、博多にある聖福寺の第123世の住職を務めた名高い和尚さんです。 九州、殊博多に縁がある仙高ウんの作は前から見たかったので、 今日は迷わず一直線で出光美術館行きです。 彼の素朴な禅画は、多くの人に親しまれています。 しかし、その一見「のほほん」とした禅画に中には、ピリッとしたユーモアと鋭い禅の教えが含まれているのですよ。 今回の企画は、仙高ウんの没から170年経つのを記念して、出光コレクションの作品を公開したものです。 東京の出光美術館はリニューアルが終わったばかりで、非常に落ち着いた雰囲気。 日曜日の割には鑑賞する人の数も多くなく、仙高ウんの書画をゆっくりと見ることができました。 出光美術館は北九州市門司区の門司港レトロ地区にもあって、こちらでも出光コレクションの秀逸を見ることができます。 9月は今日で終わり、明日からは10月。 気候の変化と共に衣替え、今年は残り3か月です。 |