June 2003

2003年6月7日(土)

2003年3月に発行された新20バーツ札
最近になって漸く市中に流通し始めた

 日本では南から梅雨入りの便りが聞かれる時期ですね。 そろそろ梅雨前線もハッキリと日本列島に沿って姿を現すのでしょう。 そういえば,今年は沖縄よりも鹿児島県の奄美地方が一足早く梅雨入りとか報じられてましたが。

 さて,今日の写真はこの3月に発行された新20バーツ紙幣です。 最近になってお釣りで貰うようになり,やっと市中でも流通が始まったようです。 今までの20バーツ紙幣は全体に白い感じでしたが,この新札は全般的に緑っぽい感じ。  大きさはこれまでの20バーツ紙幣と殆ど同じです。

 この新20バーツ紙幣,3月中旬には入手していたので,「100バーツ記念紙幣徹底分析」のように,分析してみようかと思いましたが, どうせ市中に出回るのも時間の問題で,そのうち珍しくも無くなるだろうと,分析はしませんでした。

 ところでこの新20バーツ紙幣に関しての,まぁ「いつもの」エピソードですが,新しもの好きのタイ人の皆さんは,昨年の100バーツ記念紙幣同様,中央銀行に並んでいち早く入手,そしてこれも100バーツ記念紙幣よろしく, 傍らで早速1枚30バーツで売られていたという話を聞きました。 流石,なんでもあり!のタイですなぁ。

 他に紙幣関連では,現在流通しているタイの紙幣で,唯一プラスティック(ビニール)製の50バーツ札は,近々紙製に変更されるとの情報も広まっています。 これも発行初日には70〜80バーツで売りに出るんでしょうね。 タイの紙幣に関する情報は, 「タイの通貨〜紙幣・硬貨+α 」のページをご覧下さい。


2003年6月14日(土)

バンコクの交通の要衝に立つアヌサワリー(戦勝記念塔)

 暦の上では雨季が始まっていますが,昨年と較べるとちょっと物足りなさを感じています。 何故か? それは,今年はこの時期に出回る果物に「迫力が無い」からのようです。

 昨年は5月19日の日記で果物を取り上げましたが,今年はまだそれほど食べてないんですよ。 昨年に較べるとモノが少なめで,価格もなんだか少し高い感じ。  やっぱ,去年が豊作だったようですね。 あと,ちょっと「飽きてきた」ってのもありますが,これはまぁ贅沢な悩みでしょうか。

 ここ数か月で,このページに対する2通の「ファンレター」を戴きました。 質問や要望も戴きました。 追々ページに反映していきましょう。 そういえば,遠い昔(笑)にも,日本からの年賀状で, 要望がありましたが,まだ実現していない,トホホ。 

 「契約」の滞在はこの6月までですが,予想どおり (?!) どうやら年内か年明けくらいまで滞在が伸びそうです。

 さて,次はベルリン訪問記を始めましたので,少しずつご覧下さい。


2003年6月15日(日)

対地放電と雲間放電

 日が暮れて,心地よい風が吹いてきました。 こちらでは(日本でも同じかな?)雨が降る前に,一種独特の「風」が吹き, 雨の「匂い」が漂ってきます。 今夜もその「風」と「匂い」が...。

 と,窓の外を見ると,いやぁ今夜もやってますよ。 土門拳か秋山庄太郎か篠山紀信か,いやここは日本じゃないんで,マーガレット・バークホワイトか,ロバート・キャパか?  「いいねぇ,いいねぇ」の連続じゃぁ,あ〜りませんが,カミナリさんが「写真を撮って」いるんですよ。

 ここに挙げたのは,30分ばかりで50枚くらい撮ったものの一部です。 いやぁ難しいですねぇ,稲光を撮るのは。 ピークでは明るすぎて昼間と変わらない映像になるし,かといってシャッター切るのが遅れたら, 単なる暗がりだし...。 でも,少なくとも日本よりは遙かに稲光を「楽しめます」よ。 ほんの少しの写真ですが,まぁお楽しみ下さい。


2003年6月29日(日)



千円紙幣の「バージョン違い」?!

 先日,日本から来られた方と一緒に食事をした際,精算で1000円紙幣を戴きました。 で,よ〜く見ると,今までお馴染みだった『大蔵省印刷局製造』の文字が無い!  代わりに『財務省印刷局製造』になっている。 そうかぁ,日本では 2001(平成13)年1月に省庁改変があったんですねぇ。 今更ながらに "日本の歴史" を回顧しています。

 ところで,この「夏目さん」,2004年度には「野口さん」に交替するようですね。 1984(昭和59)年にこの世に登場以来今年で19年。 ということは大部分の「夏目さん」は, 大蔵省出身ってことですね。 じゃ,この財務省印は,後年プレミアでも付くのかなぁ?

 いずれにせよ,現在流通している紙幣には,大蔵省出身と,財務省出身の2種類存在するってことです。 財務省印刷局は郵便切手も製造しているので,郵便切手も同様ですね。  妙なところで,日本の歴史を勉強してしまいました。

 さて,本家ではバンコクのバスを乗りこなすを執筆中。 今日も取材に東奔西走(?!)してました。 ご高覧下さい。