February 2006

2006年2月4日(土)
今朝はうっすら雪化粧
 2月になりましたね。 昨日は節分,各地の神社などでは豆まきの行事があったそうで,編集部員も近くの八幡宮の節分に行ったそうです。  昨年転居した編集部は,初めての節分。 「鬼は外,福は内」になるようにと豆まきをしたそうですが,帰りが遅かったのでもう終わってました。

 今日は立春。 暦の上ではもう春ですが,朝からうっすら雪景色。 昨年 12月21日 以来の「積雪」で,どうやら昨夜のうちに降ったようです。  夜が明けてからの天候は良好で,見え隠れするお天道様が午前中のうちに雪を融かしてしまいそうです。

 1月は後半から急に忙しくなり,ここのところは土日もない有様でした。 まだなんとか活きております(笑)。 今日の気圧配置は冬型ですが,外はイイ天気。 午後はその辺に散歩にでも行きましょうかね。  そうそう,伸びた髪を切るのも週末のうちに忘れないようにしなきゃ。 久し振りに週末らしいひとときです。


2006年2月5日(日)
自分の国のことも勉強「伊勢の神宮展」

 昨日の「予告」どおり〜というか,忘れないで〜髪を切りに行ってきましたよ。 頭が少しばかり軽くなったけど,その分は寒くなりました。

 同じく昨日の「予告」の散歩は,このサイトの日記ではお馴染みの福岡市立博物館に「伊勢の神宮展」を見に行ってきました。 子供達は,何故か学校で招待券を貰っていたので, 実質大人2人分〜'99年製ワガママ娘は,小学生でないのでまだ無料〜で入場できました。

 今までにいろいろな催しを見に行きましたが,そこで見た美術品や歴史的な展示品は,その多くが西洋やアジア,中国など国外のものでした。

 今回の展示は,自国日本の伊勢神宮についてのもので,改めて自分の国のことを振り返るいい機会。 伊勢神宮には内宮と外宮があること,奈良時代に始まった神殿から神宝まで新しく造り替える式年遷宮という儀式が20年毎に執り行われること, 次の式年遷宮は62回目で,平成25 (2013) 年に執り行われること・・・などなど。 江戸時代には「お伊勢詣り」なる,世界でも稀な一大ツーリズムが流行ったことなども紹介されていました。

 我々が外国人に彼らの国のことを聞くように,外国に行けば,日本のことをいろいろと聞かれます。 自分の生まれ育った国のことを知っていること,これは日本人として非常に大切なことです。


2006年2月7日(火)
 今日は画像無しです。 福岡では夜が更けて,結構な風が吹いています。 天気予報も今夜から明日にかけて荒れ気味〜アメリカでは Snow Storm などと呼びます〜になると伝えています。 明日の朝は雪景色かな?

 少しずつ喉が痛くなってきました。 職場でもマスクをしている人や,咳き込んでいる人が増えています。 風邪やインフルエンザが流行っているからといって,学校のように「職場閉鎖」にはなり得ませんが,周りの人にうつさないためにも, 養生が必要ですね。 さて今週の残り4日間,乗り切れるかな?

 メインのページの新企画を思いつきました。 画像ネタは揃うのですが,スクリプトがまだちょっと弱いところ。 図書館に行って調査の必要がありそうです。 期待することなく,気長にお待ち下さい。


2006年2月10日(金)
タイ中西部カンチャナブリ県ミャンマー国境の
サンカブリーのカオ・レム・ダム湖から臨む日没
(2003年2月撮影)
 一時期の寒さが,少しばかり和らいだ福岡です。 痛くなった喉は相変わらず。 発熱こそしていませんが,結局医者に行けなかったので明日にでも行くことにします。  この週末で何とか「元どおり」に戻したいところです。

 先日,@niftyデイリーポータルZ さんからメイルを戴き,何でもこの週末の 2006年2月11日(土)午前11時〜2月12日(日)午前11時 に, 日替わりの情報サイトとして興味深い出来事やホームページを毎日紹介するコーナーで,このサイトと一部のページがリンクされるそうです。  なんか,テレビに出る予告みたい・・・。 ヒマがある方はご覧下さい。

 今日の写真は,もう3年前になるタイ中西部,カンチャナブリの夕陽です。 この向こうはミャンマーです。 タイからの陸続きの国境特集は こちら をご覧下さい。


2006年2月12日(日)
 イタリア・トリノでの第20回オリンピック冬季大会が始まりました。 日本からもさまざまな種目に多くの選手が参加しています。 金・銀・銅のメダルを取るに越したことはありませんが, これまでの鍛錬の成果を全力で出し切って,悔いのない試合をして欲しいものです。

現バンコク都知事 Apirak Kosayodhin氏
(2004年8月の都知事選時のポスターより)
 ところで過去を振り返ってみると,わが編集部はオリンピック冬季大会には縁遠いようです。 1998年の長野大会の時は,アメリカ・ニューヨーク州に滞在してました。 時差が14時間もあったので, 現地の夜中まで起きてテレビで見ることはなかったのですが,開会式の翌日に現地のアメリカ人から「あの開会式は素晴らしかったなぁ!」と誉められたものの,「見てないよ」と答えると, 「自国で開催のオリンピックを見ないとはナニゴトか!」とオコラレたのを覚えています。

 2002年のアメリカ・ユタ州のソルトレーク・シティでの第19回大会の時は,もうバンコクに居ました。 当時の日記 に何も触れてないように,バンコクでオリンピックをテレビで見た覚えはありません。  というより,NHK の国際衛星放送では放送権の制約により,日本国外でオリンピックの映像を放映できないとのことで,かつての「しばらくお待ち下さい」の如き静止画ばかりが画面を覆ってたのを思い出しました。 そうそう, それが結構ストレスだったので,結局見なかったんですね。 その頃タイの国では,スケート(だったと思う)の選手がオリンピック冬季大会に初めて参加するというので, マスコミが大騒ぎしてたのを思い出します。

 去る8日(水),タイのバンコク都と福岡県が友好提携に調印した旨,地元の新聞が報じていました。 バンコク都側の調印者は,2004年8月のバンコク都知事選で当選 した Apirak Kosayodhin氏だったようです。

 タイにはバンコク都も含めて 76の都県がありますが,首都のバンコクは東京同様に「都」です。 そしてバンコク都は 50の「区」(タイ語では"ケート")に分かれています。 まぁ日本で言うなら,東京23区の部分だけが「都」扱いという感じですね。

 福岡からバンコクには,タイ国際航空と日本航空(機材とスタッフはタイ国際航空が準備)がコードシェアで直行便を飛ばしています。 以前は週5便だったのが,今では毎日運行の週7便になりました。 この他にも少し時間がかかりますが, 台北乗り換えの中華航空や香港乗り換えのキャセイ航空の便もあり,便利はいいですよ。 今日は久し振りにタイ関係のネタです。


2006年2月18日(土)
1959年出版の「パリの女」
 今日はイイ天気の福岡。 これから春先にかけての気候を三寒四温などと言いますが,晴れの日と雨の日が繰り返されて,少しずつ暖かくなっているようです。

 さて,今日の写真でご紹介するのは,1959年に出版された「パリの女」(原題 FEMMES DE PARIS)という本です。 この本は,アンドレ・モーロア(Andre Maurois,1885-1967,評論家,劇作家,本名:Emile Salomon Wilhelm Herzog)のエッセイに, ニコ・ジェス(Nico Jesse, 1911-1976)が写真を添えたエッセイ+写真集といった感じの作品で,オリジナルは 1954年に発表されました。 日本語版は朝吹登水子さん (1918-2005) が翻訳され, 1959年に紀伊國屋書店から出版されています。 朝吹登水子さんはフランス文学の第一人者で,1955年にサガン (Francoise Sagan:1935-2004) の「悲しみよこんにちは」を翻訳され,日本におけるサガンブームのきっかけを作った方です。  ちなみにこの「パリの女」,出版当時の価格は「定価380円(地方定価390円)」と奥付に刷り込まれています。

 この本が突然出現するのは何故か? 2004年9月の日記 で紹介している山下達郎氏が深く関わったアルバム作品に大いに関係があるのですが・・・。 山下氏の熱狂的なファンの方ならお判りかな?  まぁその辺の「事情」は追ってご紹介することにしましょう。


2006年2月19日(日)
春はもうそこまで・・・
 昨年は 3月6日の日記 で春を告げる雪中紅梅をご紹介しましたね。 昨日の日記のとおり, このところは寒暖を繰り返しながら,着実に春に向かっていっているようです。 季節の移り変わりを敏感に察知しているのか,編集部の近くでは梅が開きだしました。  昨年は紅梅だったので,今年の「春告花」は白梅にしています。

 本サイトのバンコク特派員(謎)から先日届いた最新情報によると,タイでは乾季真っ最中の今のこの時期は,1年で最も暑い4月中旬のソンクラン(タイ正月)に向けて日に日に暑さが増しているとのこと。  編集部の滞在中の記録では,2002年2月26日2003年2月14日2004年2月7日など,何故か2月には散発的に雨が降っています。  年度末や卒業の季節,これからタイに行かれる(特に初めての)方は,現地での降雨やそれなりの暑さと,帰国後のそれなりの寒さに対して注意が必要です。  本サイトの「タイの季節は?」や,「フォン・トック」,「寒いバンコク」を参考に,健康には十分ご留意下さい。


2006年2月22日(水)
タイで一番の好みだった「トム・クロン」
 2がゾロメの揃った今日は「猫の日」らしいですね。 2が3つで「ニャー・ニャー・ニャー」が由来とか。

 イタリア・トリノでの第20回オリンピック冬季大会のフィギュア・スケート女子は,大変な盛り上がりのようで,早朝の中継にもかかわらず,かなりの高視聴率を記録したようですね。  今朝の某NH系も,定番の7時台のニュースを取りやめてまで中継してました。 昼間も夜も,各局が録画を流したようで,マスコミの「煽り方」もそれなりのようです。  メダルを取るに越したことはありませんが,精一杯の演技で悔いのない試合をしてほしいものです。

 今日の写真は,タイにいた時に大好きだった「トム・クロン」というスープです。 酸っぱさ,唐辛子の辛さと薬膳のような健康そうな味が微妙なバランスで, 最初に口にしたときは世の中にこんな旨いスープがあるのかと感動したものです。 写真を見るだけで涎がでてきそう・・・。


2006年2月26日(日)
タイの人達は仏教を大事にします
(タイ西部・ミャンマー国境 に近いサンカブリで)

 昨日はWBC (World Baseball Classic) 日本代表と12球団選抜の試合が Yahoo ドームで行われたので,'93年製ドラ息子と見に行ってきました。  日頃は直接お目にかかれないシアトル・マリナーズのイチロー選手が人気ナンバーワン! 彼の一挙手一投足にどよめきの声が上がり,カメラのフラッシュが一斉に炸裂していました。

 昨日の試合は,いつもの公式戦と違って静かなこと。 応援団がいないので,日頃は殆ど聞こえないアンパイアの声や,スタンドを縦横無尽に動き回るビール売りの声などが球場内に響き渡っていました。  こういう静かな環境に痺れを切らしたのか,にわか応援団長になって打者を応援するおじさんも登場しておりました。

 試合は3−4で残念ながら代表チームが敗れましたが,来週からの本戦には各選手ともベストコンディションで臨んでくれることでしょう。

 ここのところ,曜日毎の仏像などについて少しばかり勉強してるので,今日はタイのお寺の風景を画像で上げてみました。